にゃごみです。

私は金融機関や保険会社で働いているわけではありませんが(縫製業やってます)、FP2級取得者です。

そんな私がFP資格を取って役に立ったことを紹介しようと思います。

FP資格はその関係の仕事をしていなくても、生活の中でいろいろ役に立ってます。

今回はFP取って役に立ったことを厳選して3つご紹介しようと思います。

FP取って役に立ったこと3選

自動車保険の保険料を安くすることができた

2019年頃にネット型の自動車保険に切り替えました。

それまでは車を買ったときにディーラーに勧められるがままに入った、代理店型の保険でした。毎年更新の時期にディーラーに行き、営業さんに言われるがままに契約内容の確認をしてサインしてました。

ネット型の方が安いのはわかってたんですが、営業さんとの付き合いとかいろいろあってそのまま代理店型を続けてました。

で、ある時スーパーの駐車場で他人様の車に車をぶつけてしまいました_:(´ཀ`」 ∠):

100%私が悪い物損事故です…

お相手の車を凹ましてしまい、保険で修理費を払いました。

当然翌年の保険料が高くなります。

届いた更新の案内書を見てビックリ。。。保険料が倍近く高くなってました。

これは払えない…なのでこの機会にネット型に切り替えることにしました。

ネット型の自動車保険に申し込むときは現契約の保険証券を見ながら入力していくのですが、そのときに保険証券を見直してみると「これいる?」という特約が何個かついてました。

 

FPの勉強では保険証券の見方と各種保険の補償内容も勉強します。

保険証券を見直して「ん?」と思ったのは、

人身障害保険の「他人の車に乗ってた時のケガの補償」と「歩行中に車に跳ねられて怪我をしたときの補償」。

この特約は、無保険の相手と事故った時の補償みたいですが、今時自動車保険入らずに車に乗っている人はほとんどいない…はず。

他人の車に同乗してたならその車の保険の搭乗者傷害保険が下りるし、歩いてて車に轢かれたなら相手の自動車保険から治療費が出ます。

最悪、自分の医療保険でどうにかなります。

自分の自動車保険で備えなきゃいけない意味がわからん…。

と思った私は、不要だと思い外しました。

特約を外した分、保険料も安くなりました。

特約なくなりましたが、今のところ特に不便はないです。

FPの勉強してなかったら特約をつけっぱなしにして、高い保険料を払い続けていたことでしょう。

源泉徴収票の見方がわかるようになった

給与所得者なら毎年12月か1月にもらう源泉徴収票

働き始めのころは「所得税の額」のところだけ見て「あ〜こんなに税金引かれてる…」としか思ってませんでした(笑)

 

FP試験の実技(といってもペーパーテストです)でド定番の問題に、

源泉徴収票を見て所得税と住民税を計算する問題があります。

源泉徴収票には給料総額のほか、扶養人数や払った社会保険料総額や生命保険料の控除額等が載ってます。

コレらを読み取れないと税金の計算ができません。

この計算はFP試験の勉強中嫌というほどやるので、自分の源泉徴収票から自分の所得税と住民税が計算できるようになります。

自分で計算しておくと大体の額がわかるので、6月の給与明細に入ってる住民税の通知書を見て「今年の住民税こんなに高い⁉️」となることが減ります(笑)

③公的医療保険公的年金制度でもらえる給付を知った

公的な制度だから支払わざるを得ない国保or健保+国民年金or厚生年金。

制度の仕組み自体は義務教育でなんとなーく習います。

 

しかし何のために保険料を払うのかは、

  • 医療保険=病院に行ったときに医療費が3割負担で済む
  • 年金=老後の生活費をもらうため

ぐらいにか聞かされていないと思います。

 

実は公的医療保険公的年金の目的はそれだけではないんです。FPの勉強でそれぞれの制度について詳しく勉強します。

公的医療保険→3割負担の他に休業給付(健保のみ)・出産手当金・葬祭費・高額療養費etc…の制度があります。
公的年金制度→老齢年金(これが老後にもらうお金です)の他、障害年金と遺族年金の制度があります。

 

他にも、

  • 健保だと出るけど国保では出ない給付(例:休業給付)
  • 国保だったら使えるけど健保はダメな治療(例:仕事中の怪我・病気)
  • 厚生年金だったらもらえるけど国民年金だけだったらもらえない給付(例:障害年金3級)etc…

のように、自分が加入している保険によってもらえるもの・もらえないものとがあります。

これらは絶対に知っておいた方がいいです。

強制的に保険料を払わされてるのに、もらえるはずのものが貰えないっておかしいですから。

健康保険も年金も、給付を受けるときは基本的にコチラから申請しないともらえない仕組みになっています。知らないって本当に損します。

 

まとめ:FPの知識はその関係の仕事をしてなくても役に立つ。

FP資格は保険会社や金融機関にお勤めの方が取ることが多いですが、その関係の仕事をしていない人でも役に立ちます。

FP試験ではライフプランニング・保険・金融資産運用・税金・不動産・相続の6分野を勉強しますが、私の中で1番役に立ってるのはライフプランニング分野の社会保険の部分です。

本来なら社会保険制度は義務教育の間に学校できちんと教えるべき内容なのですが、残念ながら習いません。大人になってからも教えてくれる人はほとんどいませんから、自分で学ぶしかないのです。

何も知らなくて保険料払わされるのと、知ってて払うのは違いますからね。勉強した今はちゃんと納得して毎月保険料を支払ってます。

他の5分野も知ってて損はしません。

このブログをご覧いただいて、FPに興味をお持ちになった方がいらっしゃればぜひ勉強してみてください。

今回も最後までご覧いただきありがとうございました(=^x^=)