ピックアップ部品の調整に入ってきます。
集音マイク部は3つありますが、どうやら2つが良いとの依頼でしたので、1つはぶった切ります。
 プラスとマイナスを間違えないようにマイクを取り付ける位置、長さを考慮してハンダ作業をしていきました。


ウクレレと言うこともあり、思っていたよりコードの長さは短いです。
↓ ぐにゃりと曲がる針金を使って、このような状態にします。
丸穴から、先ほどウクレレのお尻の部分に開けた穴の部分に通していきます。

しゅるん!ってね!
通りました。通すときはお尻の部分を上に上げて、内側のナットを支えるワッシャー部分がずれないようにこのように垂直にして行います。
外側:根っこをピンセットなどで支えて、針金を外し、そこへワッシャーとナットにて締め付けます。
うーん、完成!
美しい......。

少しわかりづらいですが、これこの通り、ウクレレ内部にてナットを締め付けることができました。内視鏡手術をする先生方って凄いですね。もっと難しいことやってるんだろうし。

↓こんな感じ





マイクはこちらのサイドの部分と
こちらの赤丸の部分になります。

完成しました。

早速エフェクターに繋いでみました。動作的には問題はなさそうです。
専門外ですので演奏は適当です。最後までご視聴ありがとうございました。皆様ももし身近にこういったウクレレがあったらやってみると面白いかもしれません。
というかこんなめんどくさいことまでやって、やろうとする人なんていないか.....。

追記:注文者であるF君からお駄賃3千円をいただきました。こんなにはいらないよ!って言ったんですがくれました。オシャカにした工具などを含めたって1000円位もらえれば御の字だったのですが.....。でもとてもうれしいです。クリスマスプレゼントみたいなもんですね。今後の励みになります。