2013年12月23日、ユメくんが天使になってから3年が過ぎました。
時間だけが残酷に過ぎて行く。。。
何故か、苦しみや悲しみの感覚だけは色褪せることなんてないのに
ユメくんの匂いや抱きしめた感触だけ、アタシの記憶のフレームから遠退いていく。
それがとても悲しい。。。
でもね、今年の夏に久しぶりにユメくんの「重み」と「匂い」と、あの「真っ直ぐな視線」を感じたんです。
6月末に原因不明の高熱で入院したニャロメ。
1日の殆どを点滴に繋がれ、それでも一向に熱が下がらなかった日が1週間ほど続き、
その間、高熱の原因を色々と調べてもらいましたが、これと言って原因は分からずじまい。
原因がわからないのでキチンとした治療薬も見つからず、イタズラに体力だけ消耗して・・・。
1日の大半を夢なのか現実なのかわからない状態で過ごすことが多くなったある日、担当医から
「やっと治療薬が見つかったよ!」
と言われたのです!
朦朧としつつ、
「アタシの病名は何ですか?」
と尋ねると
「菌血症!それに合う治療薬も治療法もはっきりしたからね!いやぁ、危なかった−!」
と言われましたが、
不思議とアタシには「恐怖心」が一切無かったのです。
入院してすぐのこと、アタシのベッドを取り囲んでいたカーテンの向う側に沢山の人影が・・・。
機械音やエレベーターの閉会音が遠ざかり、聞こえて来たのは懐かしい声や久しぶりに聞く足音。。。
大好きだった祖母がアタシを見て泣いていた。
「お祖母ちゃん、泣かないで!」
声が出ない。
祖母の妹もいた。
祖父のゴツゴツした手が、アタシのおでこに触れた。
誰かが、黒くてまぁるい もふもふした「何か」をアタシの布団に乗せた。
眼を凝らして見ると「ユメくん」だった。
それまでのアタシは
「あぁ、心配かけないようカッコつけるのも疲れたから、このままみんなと一緒にいたいなぁ」
なんてぼんやり考えてたけど、
ユメくんの姿を見た瞬間、何故か
「カッコつけなきゃ!」「頑張らないと!」
って、無理したり・・・。
そんな日が数日続いたある日に、病名がわかって治療薬も治療法もわかったのです。
あれから半年、
アタシはこうして生きてます。
何度も何度も思い返しては「あれは夢?」なんてぼんやり考えたりしますが、
あの感触も匂いも、夢では無かったと断言出来るのです。
あの時、亡くなった沢山のかた達やユメくんが逢いに来て来てくれたから
今年も無事に年末を過ごし、新年を迎える準備が出来ているんだと信じています。
来年はね、アタシの病気についてもカミングアウトするつもりです。
みんなにひかれちゃうかもしれないけどね。。。
それでもアタシは同じ病気で苦しんでいる「誰か」のために公表します。
アタシのような家族や友達、恋人のために悩んでいる、優しい方のためにも、役に立てることが出来たら嬉しいな。
それでは皆さま、良いお年をお迎え下さいませ!
ユメくん&ニャロメファミリー

