ユメくん、あのね。

ユメくん。


君が君の肉体を離れてから
今日で半年が経ったんだね…｡


今でもあの日のｺﾄは忘れられません。


苦しそうな呼吸が止まった瞬間、

魂の抜けた身体から力が抜ける瞬間、

あぁ、ユメくんは天使になったんだなって感じたｺﾄ、
どんどん冷たくなる身体に
心が張り裂けそうになったｺﾄ…｡



悲しみはいつしか
置いて行かれた淋しさに変わり
追いかけなくちゃ！と焦りになり


沢山の葛藤を経て






今は【生まれ変わってくるユメくんを待つ】覚悟に落ち着きました。



それまでの間は、出来る限りの命を助けるお手伝いをして
気長にユメくんを待つｺﾄに決めました。




それでも

あなたを思い出すと涙が溢れます。
声を上げて泣いてしまうんです。


ユメくんの好きだった、
もやしやｷｭｳﾘ、ｸﾞﾚｰﾌﾟﾌﾙｰﾂにﾊﾟﾙﾑを目の前にすると

『ユメくんにも食べさせてあげたい』
『ユメくんが食べられないならﾏﾏﾝも我慢しなくちゃ！』
なぁんて思ってしまうのです。



食いしん坊だったユメくんに
好きな物を、お腹ｲｯﾊﾟｲになるまで
もう一度食べさせてあげたい…｡








ねぇ、ユメくん。


新しいお家のお庭で もう遊んだ？

楽しいｺﾄにも、困難にも、迷わずに向かって行くユメくんのｲﾒｰｼﾞにぴったりな
ひまわりと朝顔を植えてもらったよ。

ｸﾞﾝｸﾞﾝ育ってるでしょ？


それから、

ユメくんの大好きなｷｭｳﾘと時々ｼｬﾘｼｬﾘ食べてたｽｲｶも育ってるよ。

何でも欲しがるユメくんに
『これは無理！』
ってびっくりさせようと思ったのに
意外と美味しそうに食べるから、逆にびっくりさせられた【ｺﾞｰﾔ】も育ってるよ。


どれもユメくんの好きな物、
ユメくんのｲﾒｰｼﾞにぴったりな物ばかり…｡


お庭をお散歩する時は
しっかりﾁｪｯｸしてみてね。
(ﾌﾗｲﾝｸﾞして食べちゃﾀﾞﾒよ！)







ユメくんの弟分の『円らくん』も
ユメくんにとってもよく似ているﾄｺﾛがあって


ﾏﾏﾝが泣くと、
『どうしたの？』
って 駆け寄ってきてくれて
いつまでもいつまでもﾏﾏﾝの傍にいてくれる優しい子なんだよ。

ﾏﾏﾝがユメくんのお話をすると
『知ってるよ！』
とでも言ってるかのように

時々ユメくんの遺骨を見て
『ユメくんだよ！』
って、優しいおめめをするんだよ。





円らとは もう遊んだのかな？




誰とでも仲良く出来るユメくんのｺﾄだから
きっと優しいお兄ちゃんとして接してくれてるはずだよね。


誰にでも分け隔てなく優しかったユメくん、

いつもあなたの周りには笑顔と笑い声でいっぱいにしてくれて、

【生きる】【生きてる】ｺﾄを素直に喜べる素直な子で、



頑固でﾄﾞｼﾞで声が高いﾄｺﾛだけはﾏﾏﾝ譲りで

生きるためには どんなに辛いｺﾄからも逃げなかったし

幼い頃、人間から酷い仕打ちを受けたのに
その人間を受け入れ、信じてくれた

強くて優しい、そして賢い子だったんだって


あなたがいなくなってから

沢山のあなたを知りました。




どんなユメくんもﾏﾏﾝには愛しくて大切な宝物…｡



沢山ｹﾝｶもしたし、
ｹｲﾚﾝが収まらなくて眠れない夜を過ごしたｺﾄも沢山あったね。



それでも、無防備に眠る君の寝顔や
楽しそうに歩き回る君の顔を見ると
弱虫なﾏﾏﾝなりに
『絶対にこの子を守るんだ!!』
って、強くなれたんだよ。






頑張り屋で優しくて、自慢の息子だったけど


ユメくんの嫌いだった人が2人だけいたね。

知り合いの女性(ユメくんのｺﾄを叩く人で、自分の家のﾆｬﾝｺを育児放棄したり虐待してた人)と

ｱﾒﾌﾞﾛで知り合った人の2人…｡


ﾏﾏﾝはユメくんに嫌われてなかったから

少なくとも、ユメくんに嫌われるほどの自分勝手で意地の悪いﾆﾝｹﾞﾝではないのかな、って


実は ﾎｯとしたんだよ(笑)






あぁ、

ユメくんのｺﾄを考えると

沢山の思い出が次から次へと溢れてくるんだ。




まだまだ溢れてくる記憶を遺したいけど








また今度、沢山話そう。







ユメくん、あのね


ﾏﾏﾝ、ユメくんのｺﾄ今でも大好きで
また一緒に暮らせる日を気長に待ってるから



いつかここに戻っておいで。















ずっとずっと愛してるよ…｡