
4年前の今日は
アタシの住んでいた地域は
台風直撃で大雨でした。
アタシの運転する車の前に
ずぶ濡れでヨロヨロと力無く現れた黒猫がユメでした。
苦痛に顔を歪め、
鼻血が止まらない状態は
事故にあったとすぐわかるものでした。
すぐに動物病院に連れて行ったケド
たった数分の診察で
『今日、明日のうちには死んでしまうでしょう』
とのコト。
ロクに処置もしてもらえません。
そのコを連れて帰って
濡れた小さな体をタオルで拭いて
お腹いっぱいミルクを飲ませました。
もしこの黒猫が死んでしまうのなら
お腹を空かせた状態ではかわいそうだし
愛情を知らないまま息を引き取るなんて惨めじゃない?
せめて
アタシが出来るコトは
このコに与えられるだけあげよう。
名前のないまま死んでしまったら
このコを思い出す時
『小さな黒猫』じゃかわいそうだから
もし、望みがあるならば
生きる夢を持って欲しいし
元気になって楽しいコトや嬉しいコトを増やしたいって夢を持ち続けて欲しいし
お星さまになってしまっても
また生まれ変わりたい
って夢を持って欲しいから
名前は『ユメ』にしました。
数時間置きにミルクをあげたり
奮えの止まらない体を温めたりと
とにかく無我夢中で
気がつくと
最初の病院で言われた
『今日、明日』を越えていました。
ユメと出会った日を
ユメの誕生日にしました。
そして今日、
ユメくん、4歳を迎えるコトが出来ました。
どの病院に連れて行っても
『短命』と言われてきたユメくん。
この4年間、
毎日オックを飲んで
ケンカしたり仲良ししたり
あなたと出会えたから
沢山の喜びも
命の尊さも
沢山知るコトが出来たんだよ。
あなたに『夢』を持って欲しくて名前を『ユメ』にしたけど
夢をもらってるのはママンの方なんだ。
改めて
ありがとうね。
5歳のお誕生日も
6歳のお誕生日も
10歳のお誕生日も
その先のお誕生日にも
『おめでとう』と
『ありがとう』を言わせてね。