毎朝、お弁当を包むやつを広げると・・・入っちゃうのよ(笑)
『包むにょ?』
『・・・にゃっ?』
『ふんふん・・・』
『ちょいちょい・・・』
その「ほつれ」気になるよね~(笑)
『にゃんくろにぃに~。お隣にきてぇ~』
『にゃんくろにぃにを待ってるにょ』
にゃんくろ君・・・だいちゃんが一緒に包まれたいって
今日は「ねこの日」。
私の忘れられないねこの思い出。
私は子供の頃、親から「ねこを飼ってはいけない」と言われ続けてきた。
だから、ねこを飼っている親戚や友人が羨ましくて仕方なかった。
親に「ダメ」と言われると、なおさら飼いたくなる。
ねこへのあこがれが大きくなる。
それが子供心というのものだ(笑)
実家の隣には植木屋があり、
その植木屋の納屋には藁が背丈ほど積んであった。
小学校の帰り道、いつもの藁の上で、いつものチャトラ猫が昼寝していた。
急いでランドセルを脱ぎ捨て、ねこの昼寝を見に行った。
そして私は『今日こそ触ってみせる』と心に決めていた。
ねこにそう~っと近づいてみる・・・逃げない。
尻尾をそう~っと触ってみる・・・逃げない。
思い切って背中をそう~っと撫でてみる・・・逃げない。
私は心の中で叫んだ『やった~~~!このねこ触れる!』
あまりの嬉しさに、踊り出したい気持ちだった。
その躍り出したい気持ちをぐっとこらえて
もふもふのお腹にそう~っと顔をうずめてみた・・・
『うわぁ~~~~ねこの匂い~~いい匂~~~い』
藁の匂いと土の匂い、そしてほのかに甘いねこのお腹の匂い。
私はこの日、初めてねこを「体験」してしまった。
ねこの優しさ、しなやかさ、やわらかさ、温かさ、そして匂い。
この日の事は一生忘れることができない。
言うまでもなく、ねこの虜になってしまった日なのだ(笑)