朝起きて 恐る恐る窓を開けると…
おぉ~ 雲は多いけど 昨日のような霧は全く無し!視界良好!!
今日はいけそうよ~ o(* ̄o ̄)o”
集合のロビーで待っていると…
(・_・;? ホテルの人の雰囲気がなんか変 時間になってもお迎えが来ないし~
聞くと『今日は上空に風が吹いていて まだ飛行許可が下りない』らしい (-""-;)
そっか~ 地上は大丈夫でも上空に風があるとだめなのね…
この日は ホテルのロビーで1時間ほど待機して
現地に行くことも無く解散と相成りました
そう! 結局乗れなかったんです!!
il||li _| ̄|○ il||li
私、日頃はそんなこと無いのに 旅運だけはめちゃめちゃいいのです
(人生のすべての運を旅で使ってるのか?ってくらい(笑))
2日あるんだから 乗れないなんて思ってもいませんでした…
結構ショック (ノ_・。)
そして この旅運の無さは この旅ではずっと付いてまわりました
いつもの旅では 次々ラッキーな事が積み重なり 日を追う毎にテンションがUPしていくのですが 今回は正反対 色々なアンラッキーにどんどんテンションdown
私にしては珍しい旅になりました
…と こんなことを言っててもしょうがない
気球は ホテルの売店にさげられてるのでがまんして…( *´艸`)
さぁ 観光に出発です! ✧*。٩(ˊωˋ*)و✧*。
まずは ラクダ岩 へ
一目瞭然! どう見てもラクダですね~
どうしたらこんな形になるのやら…
ラクダ岩の後方 こちらはアシカの群れ
= では ここでプチ講座を =
なぜこんな変な形の岩ができたのか?
この景観が出来上がった要因は、およそ300万年前の大噴火。カッパドキア周辺の二つの火山の噴火で、凝灰岩(火山灰が降り積もったものが固まった岩)と玄武岩(流れ出たマグマが固まった岩)の地層が形成されました。凝灰岩の地層の上に玄武岩の地層がのっかた形ですね。
凝灰岩は柔らかく、風雨の影響が受けやすい、玄武岩は固く、風雨の影響を凝灰岩ほど受けない、そして、長年の浸食作用は、下にある凝灰岩の地層をより多く削り取り、写真にあるような頭の部分が大きい奇岩の群れを創り上げたのです。
バスで走っていても 車窓から見える景色は…
こんな風景を眺めながら向かったのは またしても奇岩群!
奇岩観光のハイライトとも言える パジャバ― です
きのこの形をした岩が 一面に立ち並ぶ姿は壮観!
どっしりと風格のあるキノコや
巨岩の上で なぜか3本に別れたキノコ
ほんとうに 魔訶不思議な世界ですね…
次に向かったのは 陶器のお店
鮮やかな色彩と様々な文様で彩られたトルコ陶器
まずは 作業工程を見せて頂きます
足で蹴ってまわす『蹴りロクロ』
独特の形の『ワイン差し』に絵付けをしてらっしゃいます
この細かい柄を 全部手作業で絵付けされるそうです
この後 お決まりのお買い物タ~イム
ここでは 負けたと言うほどでなく 楽しみながらのお買い物(笑)
主人が トルコなので ぜひチューリップ柄の物を買いたいと真剣に物色しておりました
= では ここでプチ講座2~ =
トルコでどうしてチューリップなの?
日本ではチューリップと言えば『オランダ』を思い浮かべますが 実はチューリップの原産国はトルコなんです トルコの国花もチューリップ 春になるとチューリップ祭りが開かれます
そしてもうひとつ トルコ語ではチューリップの事を『ラーレ』と呼びます この語順を変えるとイスラムの神『アッラー』となり チューリップは神が形を変えて現れた姿だと考えられています 多くの宮殿やモスクがチューリップの描かれたタイルや装飾品で飾られ トルコの人々にとって『チューリップ』は特別の花なのです
チューリップを見たら オランダだけでなくトルコの事も思い出してあげてね
そして この日のお昼は カッパドキアの代表的な料理 壺焼きケバブ
壺状の深めの陶器に食材を入れ密封し、火にかけ蒸し焼きにします
目の前で壺を開けて盛り付けてくれました
右下が 壺焼きケバブ 私は今までの海外旅行の中で一番美味しかった
ワインもカッパドキアのワイン ラベルにきのこの模様が入っています^^
そして このレストランからの眺めが最高でした!
この谷は『鳩の谷』と呼ばれています
左が私達の泊まったウチヒサル その周辺の奇岩の谷の間に 大量の鳩の巣があるのです
例えば 上の写真の反対側の緑で囲った部分
こんな感じで小さな穴がいっぱい空いています
ここだけでなく カッパドキアのあちらこちらにぽこぽこ小さな穴のあいた岩を見かけますが、それはすべて鳩のための入り口 こうして鳩のフンを集め肥料にするそうです
ここで カッパドキア観光は終了! この後 今日の宿泊地 アンカラ へ向かいます
(フンの話が締め括りでごめんよ(笑))
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