星のスペシャリストである生徒を束ねる星月学園生徒会。
カリスマ性抜群の豪快・傲慢留年会長"不知火一樹"
生徒会の影のまとめ役冷静・謙虚副会長"青空颯斗"
生徒会費を怪しく狙う無謀・横暴会計"天羽翼"
おおよそ生徒の上に立つ者と思えないメンバーの中で主人公は書記を務めている。
彼らが巻き起こすドタバタに巻き込まれ、騒がしくも楽しい日常。
会長の世代交代が近づき、彼らとともに共有する時間はあと、わずかになっていた――
キャスト（敬称略）：天羽翼（cv.鈴村健一）、不知火一樹（cv.中村悠一）、青空颯斗（cv.平川大輔） 他
・シナリオ
総プレイ時間３０ちょいくらい。in winterは二日でした。
暗くて重～いスタスカ冬でした。
冬が終われば別れが来る季節。その為かどうしてもセンチメンタルに…一番キャラに共通√と個別√にギャップありました(笑)こんなに重くなるんだ！？って。
ハニブラ程女性関係でドロドロしてないけど、どのキャラも『家族』で色々あるので設定的にも重かったです。
・システム
選択肢スキップ/履歴ロード有。愛キャッチはありません。
・キャラ/ヒロイン
横暴だけど皆のお父さんのような生徒会長、自己評価が低すぎる副会長、年下の天真爛漫な会計…+２人隠しキャラ。
afterでは夏組もサブキャラとして登場。
疑似家族のような生徒会好きでした～ぬいぬいイケメン過ぎて惚れるヾ(:3ﾉｼヾ)ﾉｼ
つっこは今回も頑張りました。どこからその気力湧いてくるんだろう？ってくらい諦めずに追い続けるので不思議だった。
・スチル/立ち絵
キス顔スチルはもう見慣れた。
メインキャラより隠しキャラの立ち絵パターンの方が多いってどういうことｗｗ
しかもこれだけ変わってるのに誰も髪型について突っ込まないし、私は気になって仕方なかった(笑)
・おまけ要素
今回もおまけ部分は充実してます。
スタスカは出会いから交際、結婚、出産までする（一部）のでそういうとこ凄く好き。
・全体感想（※ネタバレ有）
追う恋です。だけど皆ヒロインの事好きなのにヘタレすぎて、告白しても振られ、また告白して振られ、時には暴言吐かれながらまた告白して…そしてまた振られ…だったのでちょっと心が折れそうになりましたｗｗｗ限度ってもんがありますよ！！！
人と深く関わることに臆病になる気持ちも、過去を考えれば納得できるんですがね。
何度拒否されても、ちゃんと自分と向き合って！って何度も何度もぶつかっていくので凄かったなあ…（つっこが諦めた時点でそこで終了）執念すら感じました。
ただ、秋でも思ったけどつっこって相手の事好きすぎてそれがいい方にも悪い方にも影響してる感じしました。喧嘩の理由は大半が攻略対象がつっこを放置しすぎて拗ねて喧嘩に発展したり。子供っぽいとも言いますがもうちょっと冷静に…(笑)
まぁ何の連絡もなく音信不通になったり何の説明もなく久しぶりのデート中止になったら不安にもなるし怒るのも無理はない。
兎にも角にも、心が折れそうになった冬でした。秋でもゴタゴタしてたけどこれほどじゃなかった気がするｗｗ
キャラ別感想（ちょっと適当なのは目をつむって下さい(笑)）
天羽翼（cv.鈴村健一）
いつも実験で爆発させては「ぬはは～（反省してない）」って笑ってるような天真爛漫で明るくて可愛い後輩。
ですが、両親に捨てられて祖父母に引き取られて育ったという過去があり…。大好きだった祖父が他界したことで、楽しい時間にもいつか別れが来ることを知り、その時寂しくて辛い思いをするくらいなら一人の方がいいと、孤独を抱えた子です。
クラスでも独りぼっち。クラスメイトからは暗くて何考えてるか分かんなくて怖いなんて言われてて…ｳｯ
生きていればどうやっても別れは来るんだけど、分かってても割り切れないしそれくらいなら１人でいた方が気楽だというのも分かります。けど本心では１人は寂しいと思っていて…。
１人で生きるのが怖いからいなくなるって話してた時、屋上だったのでもしや飛び降りる気なんじゃ…ってドキドキしました。。たまにあるじゃん？
１人で殻に閉じこもって怖い怖いと言ってる殻を翼自身に破らせて周りにはこんなに自分を想ってる人がいたんだなって気付かせて成長する？ような√でした。afterもやって一番成長感じたかな。
青空颯斗（cv.平川大輔）
ピアニスト一家の末っ子。誰に対しても敬語で物腰柔らかですが、言葉は辛辣。
颯斗√はとにかく、自己評価が低くて自分に自信がないのがネックでした。
というのも、ピアニスト一家に産まれたのに両親から才能がないと見放され、存在すら無視されて育ってきたというのがあり…。
それにしたってめんどくさい。(笑)めんどくさいよ…何回逃げるんだ…。
あ、でも一番恋愛面では甘かった。チョコ口渡ししたり。
一樹会長から次期生徒会長はお前しかいないと言われても僕には無理だと逃げて、ヒロインからの気持ちにも僕には無理だと逃げて、、、そんな颯斗に、一樹会長は「出来ないじゃない、やらないんだ」「簡単に出来ないなんて言うんじゃない（だっけ？）」って言うんですがかっこよすぎて…惚れる人が多いことに納得。まあこの後また僕には家族なんて無理だって逃げるんですけど↓
afterでも一緒に住んでる従兄弟から
「…また、めんどくさい颯斗兄さん特有の"僕には無理だ病"ですか…」「後悔するくらいなら最初からやならければいいのに…」
って言われてて青空颯斗本当にメンドクサイ男だなとｗｗｗ年下の従兄弟から言われるのってもう(笑)
颯斗って傍に誰かいないとどんどん悪い方にジメジメ考えて動けなくなるタイプの人ですね
家族を知らずに育ったのに誰かと家庭を持つことに不安を感じるのも無理はなくて、そこでまた僕には無理だって逃げたりもあったりと、出会ってから家族になるまでも本当に、本当に色々あったので
プロポーズ～結婚したのがなんか泣けて…ｗ「結婚したら家族になるのではなく、結婚はスタート地点で生活しながら徐々に家族なっていくのだと知りました」って家族を知らなかった颯斗が、家族になる過程を作曲家らしく曲にするのが涙腺にきた。
不知火一樹（cv.中村悠一）
学園の大黒柱的存在。
実はずっと前からつっこのことが好きで、今も好きなんだけど色々あって自分の事情に巻き込んで怖い思いをさせてしまったからつっこには自分とのことを忘れてもらって（？）ずっとつっこの幸せを願って遠くから近くから見守っていた…という抜群の包容力を見せてくれた。
本当に高校生か？ってくらい物事に対する考えが大人で、自分の幸せより人の幸せを黙って守っているところが一樹会長かっこよかったな～。
オヤジオヤジ言われてるけど本当にお父さんみたいでした。
この√でも、自分の近くにいたらまた怖い思いをさせてしまうかもしれないって好意を向けられても避けられるんですが、しれっと間接キスしたり抱きしめたりしといて好きになるなって…。。。意識するなという方が難しいでしょ。
つっこが昔の記憶思い出したことで解決。
星詠みの力を持っていて、少し先の未来が分かるんですが四季みたいに寿命に影響あったりするんでしょうか…。未来を変える代償に自分が傷つくというのは、見てる感じだと身体を張って未来を変えてるから、なのかと思ったんですけど…。うーん。
死んでもおかしくなかったのに今も生きてつっこと出会えたのは、翼の祖父と交わした「自分を犠牲にしない」という約束があったから。まさしく恩人。
白銀桜士郎（cv.諏訪部順一）
一樹会長攻略後解放。
自分の将来のことで親と上手くいかず荒れていた時に一樹会長に救われて以来親友。自分を庇って留年した一樹会長と一緒に桜士郎も留年してます（出席日数が足りなかった）。立ち絵のバリエーションが豊富。
恩がある一樹会長を差し置いて、しかも一樹会長が大事に守ってきた子を自分が奪っていいのかとつっこに「好き、好きなんです」と泣き縋られても拒み続けるという…(´;ω;｀)
でもこのシーン好きでした。幸せな日の再現をこれで関係を断ち切るって時にするのが凄く切なくて…こんな背中で泣き縋られても「後輩としてずっと好き」って言う桜士郎マジ…。残酷すぎませんか…。
一樹会長もつっこもどっちも大事だから、どっちも選びたくないって卑怯すぎる。そこで遠慮されても、逆に失礼ですよね(笑)
「俺じゃダメなんだ（幸せに出来ない）」って言う一樹会長の声が辛すぎて。
結局、一樹会長がいるから遠慮していたのではなく、想いを一心に向けられて逃げてただけという。このヘタレめ！！！ｗｗｗｗ
afterでそのヘタレさを余すことなく発揮してました。クリスマスのくだりは笑ったな…(笑)
変態装ってるけど本当は誠実で真面目な人ではあります。
神楽坂四季（cv.宮野真守）
afterで全員攻略後解放。乙女ゲームに宮野真守がいる…？
不思議な喋り方をしますが、一樹会長より星詠みの力が強いらしく、それで大人から研究対象にされていたからだそうで。（サラッと言ってるけど結構重い）
長く生きられないと分かり、四季に好意的な人が逃がしくれて星月学園の特待生として入学。
しかしつっこと出会ったことで四季の運命が変わり、つっこと生きる未来に変わったというような話でした。
この√一度も喧嘩ですれ違ったり別れたりしなかった。
＊ ＊ ＊
こんなに振られる乙女ゲームも中々ないと思う。
・楽しめた度（☆３普通評価）
冬は夏組が出てきたんですが硬派な甘党の宮地先輩が気になって気になって…そのうちやるかもしれません。
ブランド名 ： honeybee
メーカー名 ： アスガルドジャンル ： この気持ちは降りしきる雪でも隠せはしないADV
区分 ： C
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