紅白歌合戦観てるんだけど、う〜ん、何だか全然面白くない。

何だろ、歌下手ぢゃ。

つうか、このところ「a-ha」しか聴かないから、あたしの耳がモートン・ハルケットさんの声しか受け付けないんだわ。




さて、話変わります。

大晦日なのでね、ちょっと今年観たTVドラマのあたし的上位3件について書いてみます。

と言っても、そんなにたくさん観ているわけではありませんが。




第3位「大奥」(NHK)

season1とseason2を合算で。

毎週火曜日が楽しみでした。

脚本の良さでしょうか、とにかく面白かった。

さすがNHK、衣装も調度品も豪華。



第2位「きのう何食べた?」(テレビ東京)

season2ですね。

棲息地はテレ東さんの放送区域外なのでU-NEXTの配信で観てましたが、ドラマというより普通に生活している人のお話かと思うくらい自然で。

最終話のシロさん(西島秀俊さん)とケンジ(内野聖陽さん)の将来の話では、目頭が熱くなりました。

season3もぜひお願いしたいです。



第1位「下剋上球児」(TBS)

鈴木亮平さん主演のドラマにハズレ無し。

その上、今回は、演出が塚原あゆ子さん、プロデューサーが新井順子さんという最高の布陣。

(「最愛」の布陣ですね。)

でも、あたしがこのドラマを第1位に押す理由は、何と言っても出演者のセレクションにあるのです。

U-NEXTで配信されている番組に「下剋上セレクション」というのがあります。

越山高校の野球部員選出のための半年間のセレクションの様子を綴ったもので、そのセレクション参加者の努力たるや本当に素晴らしくて。

合格者発表までに半年間、野球やら芝居の実技。

特に野球に関しては、皆、これでもかと努力している姿が感動もので。

初心者さんもいらっしゃいましたが、殆どは経験者さん。

経験者の方々、皆、本当に上手いんですよ。

140km超えの球を投げるピッチャーだったり、ホームランが出たり。

番組側でも何度も練習会を開催して、そこに出席したセレクション参加者、特に、初心者の方々が回を重ねるごとにメキメキ腕を上げていく姿が本当に素晴らしいというか。

とにかく半年もの間ずっと、セレクション受験者がその努力を繰り返す姿にまぢで感動しました。

ちなみに、セレクションでの合格者は越山高校野球部員だけでなく、ライバル校の野球部員だったりバッティングセンターの店員だったり様々な役で出演しています。

セレクション合格者で、あたしが特に印象に残っているのは、越山高校野球部員でピッチャーの根室知廣(兵頭功海さん)とキャッチャーの日沖壮磨(小林虎之介さん)です。

日沖壮磨役の小林虎之介さんは、セレクション前の1ヶ月間筋トレして身体を作り、体重を4kg増やしてセレクションに臨みました。

セレクションではキャッチングが上手いな、と思いました。

そして、ご本人、髪が長い時は可愛らしい顔立ちだったのですが、越山高校で野球をやると決めて坊主頭になった時、可愛らしいは吹っ飛び、その目力に圧倒されました。

こんなキャッチャーがいたら投手は頑張れる。

そう思える迫力がありました。

小林虎之介さんのオールアップの時の挨拶を載せておきます。

「ホントにお世話になりました。絶対泣かんと思っとったのに(号泣)。皆と越山高校の制服着て、ユニフォーム着て過ごす日々は、本当に僕にとって大切な時間となりました。僕にとってドラマレギュラーが初めてで、もう毎日のように撮影来て、日曜日にはドラマ観て、っていう。このルーティンがなくなったらどうやって生きていったらいいかわかんなくなりそうで、もうホント『どうしてくれるんですか』っていう感じなんすけど。ここから先も頑張ってたらまたみんなとどっかで一緒にする機会があると思うので、その日まで一生懸命頑張ります」

もう1人、印象に残った根室知廣役の兵頭功海さんですが、セレクション時から本格的なオーバースローのピッチャーで、セレクションでの球速は142km出てました。

でも、エースピッチャー役は取れなかった。

ただ、ドラマを観ていて、兵頭さんは根室役にピッタリだったと。

兵頭さんのオールアップの言葉を聞いて尚更そう思いました。

「最後のワンカットまで悔しかったです。オーディションの時に、僕はピッチャーでエースの役はとれなくてすごい悔しくて。この撮影終わる頃には最後はそういう感情なくなるのかなぁと思ったんですけど、最後のワンカットまで悔しくて。けど、この現場でお芝居の考え方とか、ホントに塚原さんのもとでやって、ああ、全然できないんだな、とか、全然考え方が違うんだな、とか思ったので、学んだことを活かしてまた帰ってこれるように頑張ります」

ちなみに、書類選考から2次セレクションに進んだのは125名。

そこから3次セレクションに進んだのは69名、4次セレクションへは30名。

そして、最終選考合格者12名。

半年間という本当に長きに亘るセレクションでした。



ということで、あたし的今年のTVドラマ上位3位でした。

そして、あたし的上位3位までには入りませんでしたが、良かったな、と思ったドラマは、

「みなと商事コインランドリー」season2

「美しい彼」season2

「推しが上司になりまして」

「ブラッシュアップライフ」

「合理的にあり得ない〜探偵・上水流涼子の解明〜」

「やわ男とカタ子」

「ホスト相続しちゃいました」

「セクシー田中さん」

「いちばんすきな花」


……このくらいかなぁ。



「unknown」の町田啓太さんは好演していたんだけど、最終話で内容がコケたので上記にはちょっと入れられず。

「あなたがしてくれなくても」も好きだったんだけど、最終話と特別編がう〜ん…だったので、上記に入れませんでした。


ついでに、岩田剛典さん繋がりで1つ。

『誰も知らない明石家さんま「笑いに魂を売った男たち」』で、岩田剛典さんが主演し、明石家さんまさんの役をやられたんだけど、毎回、このテのドラマで明石家さんまさん役にイケメンをもってくるのが不満。

あたし的にあの方は全然イケメンぢゃないし。

(若い頃のお顔知ってますよ、勿論)

イケメンが配される度に「テレビ業界の忖度」だとしか思えん。

今年も岩田剛典さんだったので「イケメン過ぎ。それはないだろー」とめちゃ不満でした。

この件に関しては文句ある人もいらっしゃるだろうけど、あくまでも私見なので文句は受け付けませんので。




ということで、来年も面白いドラマが観たいっ。

ここ数年、深夜ドラマが面白いんだよね。