アダルトチルドレンと複雑系PTSDの違いは? | アダルトチルドレンがで半年で5人結婚したビリーフチェンジセラピー/松本典子(まつこ)/星読み/タロット

アダルトチルドレンがで半年で5人結婚したビリーフチェンジセラピー/松本典子(まつこ)/星読み/タロット

大阪、南森町で占いと
心理セラピーをしています。
半年で5人のクライアントさんが結婚しました。

心理セラピーを使った
催眠恋愛術講座を開催中

三国丘高校
大阪市立大学(現大阪公立大学)卒
 

🌱 アダルトチルドレン(AC)とは


正式な医学的診断名ではなく、

「機能不全家庭で育った影響を大人になっても抱えている人」

を指す“概念”です。


💔 特徴

子ども時代に親がアルコール依存、暴力、過干渉、無関心など。

「親の顔色を見て生きる」「いい子でいなければ」といった心理的な抑圧を受ける。

成長後も、人間関係で同じようなパターンを繰り返す(我慢、自己否定、依存など)。


🔍 ポイント


ACは「家庭の機能不全によって形成された生き方の癖や心の構造」を示していて、

“病気”というより「心の生きづらさのパターン」です。



🧠 複雑性PTSD(C-PTSD)とは


こちらは**国際的に正式な診断名(ICD-11で採用)**です。

長期間の虐待や支配的な関係など、繰り返されるトラウマ体験によって脳や神経の働きに変化が生じた状態。


💥 特徴

PTSD(トラウマ反応)に加え、

感情調整が難しい

自己否定・罪悪感が強い

人間関係が極端(依存・回避)

身体反応(過覚醒・解離・フラッシュバック)も起きやすい。


🔍 ポイント


C-PTSDは「トラウマによる神経系レベルの傷つき」が前提にあります。


項目

アダルトチルドレン(AC

複雑性PTSDC-PTSD

性質

心理的な生きづらさの概念

医学的なトラウマ障害

原因

機能不全家庭・愛情不足・支配的親

長期間の虐待・暴力・支配・性的搾取

中心テーマ

家族との関係・自己価値感の歪み

トラウマ体験の影響・神経系の反応

主な症状

共依存・罪悪感・自己否定・過適応

感情の爆発・フラッシュバック・解離

治療法

カウンセリング・内的家族療法・再親化など

トラウマ療法(EMDRSEなど)

ゴール

生き方の再構築・自己肯定感の回復

安全感の回復・身体反応の安定



🌷 重なる部分も多い


実際には、アダルトチルドレンの人の多くがC-PTSDを抱えているとも言われます。

つまり、

「アダルトチルドレン」は“家庭の中でどう育ったか”という環境的な視点

「複雑性PTSD」は“その経験が心身にどう影響しているか”という臨床的な視点


という関係です。