ヨガとタロットの松本典子です。
いまさらですが、、、
村山由佳さんの「放蕩記」を読みました。

あらすじは、、、
離婚歴のある小説家、鈴森夏帆(38)。恋人と悠々自適に暮らす彼女の心を波立たせるものは78歳の母・美紀子の存在である。
しつけに厳しく常に子供たちに対して優位に立とうとする母に、夏帆は幼い時より複雑な思いを抱いていた。
「機嫌のいい時は、少しも言葉をおしんだりしないで、私達をうんと褒めてくれた。でも、そうして子供のプライドを肥大化させておきながら、それを一瞬にしてぺしゃんこに潰すのもまた母だったのよ。あの母をどうしても上手く許すことができない。」
更に、母の性的なものへの潔癖さは異常なものだった。
思春期を迎えた夏帆は、そんな母への反発と甘美な背徳にかられ放蕩にふけっていく。
38歳になった夏帆が、ようやく母との関係を見つめ直そうと考えていた矢先に、父からの電話。母に認知症の症状が出ているという。夏帆は病を機に、これまで思いもよらなかった母の心の内を知ることになる。
や~!!!
ハハムスメ小説ですよ~!!!
ぐさぐさきますよ~
村山由佳さんの半自伝小説だそうです。。。
いろいろ回収できてないカンジが逆にリアルでしたが、、、
あまりにも思うことが多いので、
ランダムに思いつくままに書いてみようと思います。
主人公の夏帆には7つ下の恋人大介がいます。
大介は夏帆と対極の親子関係の持ち主なのですが、、、
大介は「期待されてない」というのです。
で、
親が子供に一番しなきゃいけないこと、
それは、、、
「期待しない」とのことでした、、、
「子供に期待する」って自分自身がその人生に満足感がないからやと思います。
「期待」って「自分ができてないから」するんやと思うし、、、
「自分が必要だと思うことが子供にも必要だと思う」
のが期待のはじまりなんでしょうね、、、
だったら、
まず、自分のその欠乏は自分の欠乏であって、
埋めたいのは自分自身だと気づくべきだと思うのです。。。