嫁姑問題のはじまり





旦那さんと結婚少し前に

お義母さんが「同居すればお金ためれるやん」

とふいに私に言いました



旦那さんのお家は

旦那さんとお義母さんの2人暮らしでした

お義父さんとは離婚して

旦那さんの兄弟は各自結婚して世帯をもたれていました。

一つ上のお姉さんを除いては。


その一つ上のお義姉さんには未就学児の子供が2人いました

お義姉さんは離婚してシングルマザーとして別の場所に住まわれていました


察しの良い方はわかるかと思いますが

これから私が悩まされる1人がこのお義姉さん

そしてもう1人はお義母さんということになります





当時20代でバリバリ

バイトに明け暮れてる私には

家庭の観察をする

という機会なんてありませんでした。




ですのでブログの最初にお義母に言われた

「同居すればお金ためれるやん」

というお話を素直な気持ちで

「本当だ!やさしいお義母さんだなぁ」

と思っていたわけです。






    

同居スタート


引っ越しも完了して同居がスタートしました


お義母さんは出会う前に

交通事故で大怪我をされたそうで片足が

不自由なので

マンションの1Fの1室を賃貸として借りることにしました



間取りは3DK

玄関入ってすぐ右手の1室が4畳半

これが私たち夫婦の部屋です

廊下をまっすぐと進んでいくと

ダイニングキッチンがあります


ダイニングキッチンの右手に水回りがあります

お風呂に入る時にカーテンをしめても

トイレとお風呂が併設されているのが

プライバシーの無さを感じる作りのお家です



ダイニングキッチンを進むと

お義母さんの1室と、その部屋と隣り合わせでもう1部屋和室が合わさっています




夫婦の生活スタイルは


基本的に平日は仕事へ行きます

旦那は正社員

私はアルバイト



なので普段はお義母さんが1人で家にいるはずです


最初はお互い遠慮のある生活をしていましたが

だんだんとおかしくなってくるのです





    

仕事から返ってくると


17時まで仕事をして家へ帰ると

お義姉さんが来ることが増えました


最初のうちは遊びに来てるなぁと

お義姉さんのこどもらと少し遊んだりしてました


ただ帰宅してから21時頃までずっと

ダイニングにいてるのでカーテン1枚ごしの

お風呂に入るのは億劫で

お義姉さん家族が帰るまでずっと我慢していました




それがしばらく続いたと思うと

ほぼ毎日来るようになりました




バイト行って疲れて帰ってくると毎日いてるんですよ



しんどいです



お義母さんは注意してくれないし

旦那さんに相談すると

お義姉さんにそれとなしに言ってくれました

「何で毎日くるの??」



するとお義姉は

「私の実家やねんから

 いつきてもいいやん!!」

その言葉を聞いたとたん唖然としました



仮に実家だとしても

ほぼ毎日21時くらいまで子供達はさわいでいるし

私と旦那さんは新婚なのになぁ、、、







そんな日々を我慢する日々が続きました






    

私がインフルエンザに
かかりました


そんな事を我慢している最中に

私がインフルエンザにかかりました



意識が朦朧とする中

病院へ行った診察を受けてお薬をいただきました



家に帰るとお義姉はいてます

顔を見るのも嫌で嫌で部屋にずっと困っていました


この時のインフルエンザは今までかかった

病気の中で1番にこたえた症状でした


1週間ほど寝込んでいて何も食べたくなくて

寝ている以外はトイレへ行くくらいしか

動けなかったんです



そんな時でも毎日お義姉さんはきていました

子供達にうつるから遠慮してほしいと伝えると


「わたしの実家やのになんできたらあかんねん!?」といわれます

話にならないのでしぶしぶトイレへむかうけど


トイレはダイニングの横。

お腹を下してた私はとてもしんどいし

屈辱な気分でした。






インフルエンザもすっかり治って

アルバイトへ行けるようになっていました



それでも家へ帰るとお義姉さんの車が止まっています


もう家に帰るのが嫌で

家のまわりを泣きながら帰りたくないと

旦那さんに電話してました





旦那さんは帰ってくると

お義姉さんに来るにしてもこちらの都合も

考えないといけないことを伝えてくれて

お義母さんにも何で毎日来るのも

さすがに病気な時に来るのは帰ってもらうべき

と言ってくれました






    

数日後テーブルに



「出て行ってください」

と言う手紙がありました



それはお義母さんからの手紙でした



中を開けて読んでみると

私に対する事がかかれていました

  • トイレの電気がつけっぱなし
  • 靴がそろえてない
  • 換気扇をつけっぱなし
などトイレの電気なんて寝ぼけて消し忘れたりしませんか? 

換気扇も料理をして消し忘れてしまった事があったみたいでその事を指摘されました。

靴が揃っていないのも急いで帰ってきて買い物したものを冷蔵庫に入れるために忘れていたものです。
旦那やお義姉が靴を揃えてなくても一言も
注意なんてしません



もう全てが限界です、、、
そんな時にもずっと旦那さんは
「俺が大切なのは母親じゃなくて、にゃあごだから」と言ってくれたのがとてもとても
私にとって救いでした





    

新居を見つけて


新居へ引越しすることにしました




日々のストレスは嘘のように消えました

はじめての夫婦だけでののびのびとした生活が過ごせるようなまりました



そこからしばらく旦那さんのご実家とは

疎遠になるのですが

あるきっかけがありまた合流をするようになったのです




11年前の記憶ですが

今でもフラッシュバックするような日々です



嫁姑問題や義実家問題などで

悩んでいる方に

こんな家庭もあるんだなと

読んでいただきたくて昔の記憶を書きました