無題 | 言葉のサラダ

言葉のサラダ

日記かいてます。牛乳が好きです。

この世に無限なものなんてないけど

いなくなるなんて想像なんかしないから

失ったときにそのおっきさに気がつく


順番なんてつけたらいけないのは分かってはいるけど

人間だから相性も好き嫌いもある ごめんなさい


うちの施設の中で一番大好きだったばぁちゃんが今朝 亡くなりました

ごはんを少し食べて 他のお客さんの食事介助をして戻ってきたら

顔面蒼白で 心停止

うちで看取りの方だったので 心マもせずにそのまま眠りました


他の職員からその話を聞かされて ウソだ って笑ってました

信じられんもん

でも 会いに行ったらもう顔が真っ白でね

目を閉じたままで 声を掛けても反応がなくて 少しもう冷たくて


葬儀屋さんが来る前に 最後のお別れをしにいきました

部屋には家族がきてて すみません と言って

白い布なんて顔に掛けられてんの

そんなことされたら嫌がって布をはらいのけるような人なのに

顔触っても耳たぶ触っても嫌がらないの動かないの

どうしたの?っておでことおでこをあわせてみたら もうだいぶ冷たくなってた

見ればもう息をしてないこともわかるのに 受け入れられないのはなんでだろう

なんて声を掛けたらいいかわからなくて 大好きだよとしか言えなくて

ありがとうとか言えなかった

今思えば話したいことはたくさんあったのにね

思い出はたくさんありすぎる


仕事が終わって ばぁちゃんの部屋に行って家族が座ってた椅子に座って部屋の中をぐるぐる見てたら

見慣れたばぁーちゃんの服とか膝かけが少し整理されていた

どこへもっていくつもりだろう

悲しくて悲しくて一人でしばらく泣いてた


日曜日は職員の数が少ない日なんです

そんな日にちょうど出勤してて 私がいるときにばぁちゃんがこんなことになって

そこだけは感謝です

顔も見ずにお別れなんて嫌だ ましてや大好きだったばぁちゃん

私の気持ちに気付いてて 少し待っててくれたかな

そう思いたい けど 最近はあまり会えてなかったから もっと頻繁に顔を見に行ってればよかった

後悔なんてしてももう遅い


一足先にいってたじーちゃんと会えてたらいいね

大好きだよ本当に



12月6日 青空一面の日でした。