体験したことのない程の気持ちが
失うことの怖さなんかでもなく
そんなことより、もっと深くて怖くて不安なものが涙になって流れでて
でてもでても止まらず、私のなかに居座り続けています
私が泣いたところでなんの役にも立たないことはよく分かっているのですが
何もできずにただ泣いてる自分が、そんな意味の無い自分が
大嫌いです
いつも通りにしていたつもりでしたが、あまりにも我慢できずにトイレで泣いて
ただただ早く家に帰りたくて
それを二人に言ったら
「元気ないのなんて見てたらわかるよ
なんでこうやって集まってるのかわけわかんなくなるじゃん
溜め込まずにいいなよ」
って、怒られました
顔をタオルにうずめたまま、泣きすぎて言葉がでなかった私は
心の中で二人に、心の底から感謝をしました
ほんまにありがとう
一人でいたら私までだめになっていたことでしょう
一人での帰り道
自転車をこぎながらオリビアを聴いていたら、また自然と流れ出て
夜暗くて私の顔なんか見えないのをいいことに
それをふき取ることもせず、前を向いて自転車をこいで家に向かいました
その時に考えたことは、すがることのできないあなたの声を聴くことでした
ただただ声さえ聴ければなって
電話で話すことに慣れていない二人だから、会話にならなくてもいい
ただ聴きたくなった、好きな気持ちはおいたままで
それを考えたら、また流れ出た
家に着いてラピュタを見た
そしたら気持ちの半分が、すーっといなくなりました
簡単でした、これが病気とそうでないのとの違いなんだなって、思います
色んなことを考えて、お風呂に入って寝ます
ちょうどいいことに、二日お仕事に行ったらお休みです
それまで私のこの気持ちが続くことはないと思いますが
病気が早く治れとか、思いません
一つだけ言うならば、私のために生き続けてください
あなたは昔こんなことを書いていた
「私が死んだときのことを考える。私が死んだら、すえは一人で泣くことになる。それは避けねばならないがすえには現在良い彼氏がいるのでそれなりに元気に生きていくことと思う。すえは少々寂しがりなところがあるので、私の死後でも寂しさを感じさせぬ程、鬱陶しいくらいに付きまとう人間があらわれることを希望する。うざってえ、うざってえ、と誰かにイライラすることはあっても、寂しい寂しいとドンヨリすることは無いようにしてくれる誰かが、すえの前に登場して欲しいと思う。」
なぁ、私には今彼氏もいないし、鬱陶しいくらいに付きまとってくれてる人間って言えば
もうあなたしかいないわけさ
そんなあなたがいなくなったら、元も子もなくなっちゃうよ
だから、私のために生きてよ
この文章、PCで見たのにわざわざケイタイから見直して
画面メモして保存してたの、嬉しくて
そうなの、ありがとうね
「私が死んだら、親はどうなるかは分からない。想像を絶する。親より先に死ぬ可能性を考えてはならないので私は親より長生きします。」
最後にこう書いてしめくくってたこと、思い出してね
そして、一緒にまた遊ぼうや
おやすみって言って、寝て、ちゃんと朝を迎えて、おはようって言うからさ
一緒に明日を迎えよう
一緒に、生きよう。