久しぶりに色々考えた | 言葉のサラダ

言葉のサラダ

日記かいてます。牛乳が好きです。

実は今日の0時過ぎから本を読んでいた

読み出したら止まらなくって、結局今日の朝8時まで起きて読んでた

後半になると涙が止まらなくてさ、嗚咽まじりで

横になって読んでたから、右目から流れた涙が左目に入って

左目から二倍の量の涙がぼろぼろと流れる


本をよんでこんなに泣いたの初めてやな

本読みながら初めてないてしまったのは、安室ちゃんのお母さんが出した本やね

この本も良い、多分実家のどっかにある


なんやろ、自分はこの作者程、親のこと大切にできてないなーと

親は好きだよ、でも、大好きでもない

尊敬できる人物として、私は両親と言うことはできない

ここまで育ててもらったことにはとても感謝しているし、不良の道に足を踏み入れることなく

子どもを育て上げたことには素直に、すごいなーーと思う、そこらへんは尊敬できるけど

全てをすごいなと、親を羨望の目で見ることはできない


私の中で、生きていく上で一番大事な存在は、「友達」だ

私はいつも友達を基準に動いてきた、友達のためなら家族の行事にでない、なんてことは普通で

自分のとった行動のせいで家族がなにかしらの犠牲になってもかまわないと思っている

だってこの世の中で一番大切と思っているのは、友達なんだから


だからといって家族、というか親のことは無視、なんてことはしない

父の日、母の日には毎年プレゼントを贈っていた

その日をかりて、日頃口に出して言えない感謝の気持ちを物にして伝えたつもりだ

私からのプレゼントを受け取った時の親からのお礼の言葉は、とても嬉しい

その時の表情もとても嬉しい

だけど私の存在の中では、きっと2番目か3番目くらいに大事なんだと思う

もしかしたら2番目に兄がはいるかもしれない、もしかしたらそのとき付き合ってる彼氏が入る可能性だってある


でも、こんな自分でいいのかななんて思うこともある

この本を読んでても思った

私は悩みを親に打ち明けたことはない

親が金銭的に絡むような、高校受験や大学受験ではどうしようかと話をしたことがあるが

今日学校でこうでね、友達とどうしたらいいかだとか

彼氏ができただとか、なになにちゃんに彼氏ができただとか、部活でこんなことがあってどうしたらいいかとか

小学生の時いじめにあったときも、親に言ったことはない

それは、親に言ってしまえばいじめがひどくなるんじゃないかなんてそんなことじゃなく

親を心配させてしまうからとかでもなく、ただ

私はそういう自分の弱いところを親に見せるのが嫌だったから

だから私は悩みを親に聞いてもらったことは一度もない

悩みがあったらすべて友達に話していたし、家では兄に話してもいた

親に聞いて欲しいなんて思ったこともない

友達の中で、親に相談をするという子がいると、すごいなーーと思うんだ

よく親に弱い部分をみせられるなーーなんて思ってしまう、けど、それが羨ましいとも思う

思うけど、話すことはなかった


どうして自分がこうなってしまったのか、よくわからない

でもなんとなくはわかっている、よくはわからない

とりあえず、父親はいるけど仕事柄毎日一緒にいることはできず、あと父親の性格のせいで甘えることもできず

ちょっとした母子家庭のように育ったのも一つの要因なのではないかと思う

だから私は、将来のダンナは転勤もなく毎日家に帰ってくる人でないと結婚する気はない

子どもがかわいそうだからだ

自分のような子どもには育って欲しくない、自分の親のようにはなりたくない

だからそう思う


ここまで親を大切に想えない分、私は友達を大切にしている、つもりでいる

私の中では友達は一番大きい、他にはなにもない、友達が一番だ

だからその分、友達の言葉により大きな影響をうける

本人が言ったちょっとした言葉に私はとてもショックをうけているだろうし、泣くほど感謝していることもある

ほんの些細なことで不安になる、心が動く

どんな人よりも、友達といる時間を大切にしたいと思う


友達の中でも私が思う、大切な友達だと、更に深く、想う

大切な友達が苦しんでいると、私はどんな場所にいようと友達のそばに居ようとし

それができないと、自分の無力さに涙がでる

大切な友達の笑顔は、私の笑顔にもなる

大切な友達の喜びは、私の喜びにもなる

大切な友達の裏切りは、私の心に大きな穴をあけ、次第にしこりとなる

大切な友達の感情は、そのまま私の感情となる

私の中で友達の存在は、大きい

私の中の絶対者は「友達」なのだ





この本を読んでて自分のことを考えてたんだ

なにを思うかはその人それぞれだけど、私はこのことを考えた


「東京タワー オカンとボクと、時々、オトン」

リリー・フランキー



久々にいい本を読んだのかもしれない



わおり。



追記(7月18日)

こんなこと言ってるやつほど

親のすねをかじりまくってんだよね

私のことこと。