山口県の仙崎にある『金子みすゞ記念館』に行ってみました。
童謡詩人として有名な彼女の詩は、
繊細でとても可愛く、好きな人が多いのではないでしょうか。
代表的な作品の一つに”私と小鳥と鈴と”がありますが、
私はこの詩が大好きです。
私が両手をひろげても、
お空はちっとも飛べないが、
飛べる小鳥は私のやうに、
地面(じべた)を速くは走れない。
私がからだをゆすっても、
きれいな音は出ないけど、
あの鳴る鈴は私のやうに、
たくさんな唄は知らないよ。
鈴と、小鳥と、それから私、
みんなちがって、みんないい。
少し寂しげで、可愛くて真っ直ぐな詩に、
心がぐらぐら揺れてしまいます。
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大好きな・・よしながふみのマンガ「それを言ったらおしまいよ」にも
金子みすゞは出てきます。
登場人物の一人が語る金子みすゞ。
”小学校の時 金子みすゞの詩 読んでさ かっわいいなあって”
”うわ やっぱみすゞ かっわいい!”
そういえばこのマンガを読んだのが、
そもそも金子みすゞを知りたいと思うようになったきっかけなのでした。
『金子みすゞ記念館』・・・彼女の生まれ育った地に建つその場所は、
彼女の住んでいた家がそのまま再現されていて、
建物内に施された展示の仕方が工夫にあふれていて、
とても心地よい場所でした。