恋し憧れし男性達を書いていて思い出したのですが。


こんな人がお父さんだったらいいな~、
大人になったらこういう人と結婚したいな~、


と思った男性は、


逸見政孝さんでした。



『平成教育委員会』も好きな方だったけど、
私は『素敵にドキュメント』の逸見さんが大好きでした。


番組のラストで、
逸見さんが視聴者に問いかけるようなアナウンスをするのがかっこよくて。



プライベートな姿は知るはずもありませんが、
テレビでのスクエアな感じ、堅物な感じ、
好きでした。


自分の父親に似ているのも好きな要因でした。


ネクタイをカチッとしめて、
眼鏡をかけて痩せ気味。。。


私はずいぶん長いこと(半ば今もですが)
私の父親はハンサムやな~、と思ってました。



逸見さんが亡くなられた時は泣きました。


芸能人の方の訃報で泣いたのは初めてでした。


そしてそれ以降、どの芸能人の方の訃報でも泣いたことは無いです。


当時、たけしの涙を見てますます悲しさがこみ上げたり。
後に奥様や娘さんが、逸見さんに向けて書かれたエッセイを読んでまた泣けたり。


今、ご存命だったらどんなに素敵だったでしょうね。




なんとなく、
この週末はそんなことを考えてました。




現在の私の父親ですが、


サラリーマンも引退したし、
もうネクタイをしめることもなく、

えっちらおっちら畑仕事を頑張ってる老人です。



けど、顔を見ると、
うーーん、
老けたし口角下がったし、
白髪増えたしお腹もポコッと出てきたけど、
やっぱり好みだなぁ。。。。と思うのです。



バブル絶頂期の
野心にギラギラ燃えていた父親の姿が懐かしい。


24時間戦えますか?の時代だったので、
ほとんど家族サービスなかったけど、


自分の昇進を誇らしげに、
かなり誇張して話す父親が大好きだった。


海外出張に行くと(多分同行した人にカッコいいとこ見せようとして)、たっくさんのお土産を買ってきてくれるとこも、
キザだけどかっこええなぁ。。と思っていた。


自分の肘から指先までの形が、
父親にそっくりなのも好きだった(父の指は長くて細い)。


。。。どうでもいいけど、
時間にマメなとこも好きだった。



まとまりが無くなりましたが、
やっぱり娘が『かっこええなぁ』と思う男性の元?原?風景は父親ではないか?
と思うのです。



これからも長生きしてくださいな~~。