
『ぐるりのこと』観ました。
木村多江とリリー・フランキー夫妻が子供の死を抱きつつ絆を紡いで行くストーリー。
二人で重ねていく時間の中で、
木村多江は子を失った悲しみから鬱になります。
日本画家志望のリリーは法廷画家の職を得ます。
オウム真理教事件や埼玉幼女誘拐殺害事件等のシリアスな事件、ほかクスリと笑える事件等を法廷で見つめながら、時はゆるゆると過ぎ去っていきます。




なんというか、生々しいというかリアルというか。。。
観始めてすぐ、ぐっと映画にひきこまれました。
リリー・フランキーさんの男というか人間の生々しさがハンパないです。
男の色気というのでしょうか・・・こんな男と個室に二人になったらまずいんだろうな~と思いました。
リリーは子を失い傷ついている木村さんに、
木村さんが欲っしている言葉はかけてくれません。
悲しいのか辛いのか嬉しいのか、なかなか感情を読み取らせません。
もし、旦那がこんなんだったら・・・私には受け止めれないだろうな~と思いました。
木村さんはぶつかりながらもきちんとリリーを受け止めてて器の大きい女性だな、素敵だな~と思いました。
あまりに面白かったのでテニス君に熱く語ってしまいました。
法廷で裁かれる犯罪者、被害者遺族、いきつけの豚カツ屋の亭主、木村多江の兄夫婦、とにかく皆がきちんと描かれていて、本当にこんな人達が存在するんじゃないかと思わせる作品です。




今日は、
銀行、ハローワーク、菓子屋、本屋、と用事をすませていきました。
1日終わると頭がいっぱいです。
妹なら同じ用事をこなしてものほほんとしていそう。
同じ用事に対して、
私→あれもこれもしなきゃ
妹→あれとこれをしよう
の違いがあると思います。
もっとシンプルに考えれる、器の大きい女になりたいなぁ

最高の離婚、最終回観て寝ます
