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向田邦子ドラマ、
『胡桃の部屋(全6回)』を観ています。


バブル前の1980年代、
家族円満に暮らしていた三田村家。
しかし父親(蟹江敬三)が会社をリストラされ失踪。
父の部下である都筑(原田泰三)から、父がおでん屋の女(西田尚美)と暮らし始めたことを知った長女桃子(松下奈緒)は・・・



大学の時、原作は読んでいて確か4~50ページの短編でした。
今回全6回ドラマということで色々肉付けされてたり、設定が変わったりしています。


2つ気になった点、蟹江さんと西田さんカップル?の演技がニクい。
蟹江さんは真面目一徹で、女のヒモになるなんて・・なんだけど、そこで葛藤する姿にふっと惹かれていく西田さんの気持ちがわかります。


あともうひとつ、
(ネタバレになるので観る予定の人は飛ばしてください)


原田泰三演じる、都筑は原作では夫婦不仲ではなかったような・・?
記憶違いかな~( ゜ρ゜ )


ドラマの中では、松下奈緒に向かって、
『妻は娘を連れて出ていった。自分も腹をくくった』とか言っていたけど。。


それならラストはまさかのハッピーエンド!?
えぇ~!?!?!?


う~ん。そんな単純な終わり方じゃないとこに、この作品の面白さがあった気がするのだけど。

そう、

頑張りすぎて空回っていた桃太郎。(桃子)


肩に力を入れて鬼退治をするつもりが、後ろを振り返ったら誰も着いてきてなかった桃太郎。(桃子)


皆それぞれバラバラの世界(胡桃の部屋)を持ってたことに気づいた桃太郎。(桃子)


むむ。


この先が気になりますラブラブラブラブ