先週、単身赴任中のオットが京都に行くというのでお土産をお願いしましたラブラブ


元祖八ツ橋 西尾為忠商店の八ッ橋です。

                こんなの↓
八ツ橋




八ツ橋をお土産で食べる程度の馴染みしかない私たちには、おたべとか、夕子とか、聖とか、生八ッ橋とか、元祖だ本家だとか、何がどう違うのかわかりにくいんですが(笑)、会社が違えば商品名が違うということみたいですね。

商品的にはそんなに大きく変わらないと思います。

ここ10~20年ぐらい(?)は中に入れる餡の種類がちょっと変わってきてますけどね。


で、


西尾為忠商店さんのは何が違うって、上記の写真を見ていただけばわかりますが、三角ではなく四角なんですっ!!

「なんだ~、ただの折り方の違いじゃないか」と言わないでくださいね。

これがあったから、この記憶を頼りにこの商品にたどり着けたんですなく


思い起こせば、今から30年とちょっと前。

当時、高校生だった私は、幼馴染たちとの卒業旅行で京都を訪れ、清水寺へ行ったんです。

その時に、お土産でも買おうと立ち寄ったのがこの西尾為忠商店さん。

それまでに三角のおたべは何度も食べたことあったので、「へぇ~、四角いのって珍しいね」なんて言いながら食べたんですが、これが美味しい音譜

中のお抹茶餡がそんなに甘くなく、量も少なめ。

周りの皮も優しい甘さ。


なんて言うんだろう、京都らしい上品さ…かな。

何個でも食べられる( ´艸`)



で、これが30年以上前のことなので、「また食べたいな~」と思っても、今のようなネット環境もなければSNSなんてものも存在しない時代なわけです。

駅のお土産コーナーに行けばあるだろうとか、デパートにはあるんじゃないかと散々探しましたが結局見つからず、手掛かりは清水寺の前あたりにあったお店で売っていた四角いおたべ。(もちろん、お店の名前も覚えてないし、この和菓子すべてが『おたべ』だと思ってました)

中にはお抹茶餡が入っている、という2点のみ。

今から約15年ぐらい前にやっとネット時代がやってきて(笑)、その2点のキーワードを頼りに検索ができるようになりました。

で、わかったことは。


他メーカーの餡入り八ッ橋が三角なのは、工場(機械)で作っているから。

西尾為忠商店さんの商品が唯一手作りだから四角だったというわけです。

そりゃ、1個ずつ手でやってたら駅やスーパーには卸せませんよね。

探してもないわけだわ。納得です(^O^)


これを発見した後で京都に行き、実際にお店を見つけたときは感涙でした(笑)

約15年ぶりの再会ですもんね苦笑


そして。

この西尾為忠商店さん、お店も三店舗しかないとか…。

とってもおいしいので、たくさんの方に食べてほしいな~と思うものの、これが手作りの良さなんだからとジレンマですね。

でも、今は誰でも簡単にネットで検索ができるから、ホントに便利ですよね。


このたびオットが京都に行くというので、改めていろいろ検索してみましたら大きな栗入りがあるじゃないですかヽ(*'0'*)ツ

その方が書いていたブログは3年ぐらい前の日付だったし、期間限定って書いてあったから、あったら買ってきてねとお願いしました。

そしたら。



あーりーまーしーたーっっラブラブ

                   こんなの↓
まるっぽ栗


まるっと栗入りですひよざえもん ラブラブ

これも美味しいっっきゃっ

なかなか手に入らないのが、また一段と美味しさを引き立ててるのかもしれませんが(笑)、京都に行ったらぜひぜひ買って帰りたい一品です。



オット、ありがとう。

また京都行ったら買ってきてね。