幸せの定義



小学生の娘が、「ため息をつくと幸せが逃げるんだよね」と聞いてきた。

「そうだね」と答えると、「どんな幸せが逃げるの?」と…。

う~~ん、考えたこともなかった(・・;)



「毎日好きなご飯を食べられて、何も心配せずに眠ることができるのって幸せなんだよ」と言ったけど、娘は「ふーん」と。

どうやら娘にとって幸せなのは、勉強もせずに一日中ゲームができることらしいσ(^_^;)


・毎日暖かいご飯が食べられる
・蛇口をひねればきれいなお水が出る
・温かいシャワーが浴びられる
・ふかふかのベッドで眠れる

娘にとっては当たり前のことが、どれほど幸せで恵まれていることかとか、わからないんだろうな。

そんなことを考えている私だって、子供の頃にはわかってなかっただろうし。

塾で忙しい小学生、とか。

受験戦争だとかいじめだとか。


今頃の子供は大変なんだと言われれば、それもそうだなとは思う。

世の中は常に不公平で理不尽があふれている。

これからの長い道のりで、傷つくことも涙することもあるだろうけど、小さな幸せを感じる力はなくさないでほしいな。