[経験談]爆速で経験値Upした話
養成講座修了後、付属の日本語学校で非常勤講師として働き始めました。
週に8コマ(50分/1コマ、4コマ✖2日)の勤務でした。
未経験だと、なかなか多くの時間数を担当させてもらえないですよね。
「準備に時間はかかるけど、このままだと生活ができないなぁ。どうしよう?」
と、他の仕事を探そうとしていた時に、
「海外の提携校で働いてみませんか」と、声をかけてもらいました。
養成講座に通い始めた時から、いつかは海外で日本語を教えることに挑戦してみたいと考えていたので、迷わず、「はい、行きます!」と返事をしました。
これが、”爆速で経験値Up” の始まりでした。
<注>
この体験談は、私、個人の体験で、すべての海外の現場にあてはまるわけではありません。
わたしが働いたのは、ローカル経営のランゲージスクールです。
学習者は、小中高生からシニアの方までと幅広い世代が通っていました。
授業時間数 爆増
28時間~30時間 / 週
渡航後、一気に、20時間、授業数が増えました。
基本的に「事務作業なし、授業のみ」の契約だったので、入れるだけ入っていました。
クラスによって、
・50分/コマ × 4コマ 連続
・90分/コマ
・120分/コマ
など、授業の時間も違ったので、時間配分も、それぞれのクラスで違いました。
初級から上級まであらゆるレベルを担当
担当していたクラス
・フリートーク
・留学準備
・上級
・中級
・初級
・中学生向け
と、「あいうえお」から「時事問題」までと、幅広いレベルを担当しました。
主教材の種類も多くなり、1週間に8冊(副教材も含めるともっと!)使って、授業をしていました。
毎日、違うレベルのクラスの授業をしていたので、爆速で全レベルの教案が溜まっていきました!
また、夏休み期間中は、子供コース(7歳~)を担当することができました。
子供コースでは、勉強というより、遊びの中で日本語に触れることができるように、歌を歌ったり、手遊びをしたりしました。
学習者数 爆増
1週間に会う学習者数
100人以上
週1回のクラスが多く、1クラス10人~20人ほどだったので、1週間働くと、100人以上の学習者さんに会うことができました。
とにかく話したい人や、文型を細かく知りたい人、また静かに参加したい人など、いろいろなタイプの方がいたので、対応力がUpしました。
また、学習者の皆さんは、一人一人、通う目的が違います。
そして、出席率などの縛りもないので、興味がなくなったら、すぐにいなくなってしまいます。学習者さんの反応は、本当に、シビアです。
その経験から、日本語教師の仕事は、
「学習者さん一人一人の知的好奇心を刺激することだ」
と気がつくことができました。
文化体験の講座を担当
浴衣着付け体験や、アテレコ体験など自分で企画して実施
(無給でしたが)1年に1-2回ほど、文化講座を担当しました。
企画ー準備ー実施と、基本的に一人で行いました。
わたしは、これといった特技がないのですが、アニメのアテレコや、どら焼き作りや、浴衣の着付け体験などの講座を実施しました。
爆速で経験値Upを目指すなら海外も視野に!
以上が、私が体験した内容です。
ほぼ経験値0で渡航し、翌週から、教壇に立っていました。
やらなければならないことが多く、とても大変でした。
でも、国内で細々と非常勤を続けていたら、何年かかるかわからないぐらいの内容を、たった1年の間に経験することができました。
2年ほど、このような環境で働けば、どこの現場の採用面接でも、十分にアピールできるのではないでしょうか?
(評価してくれるかどうかは、また別の話ですが…)
経験値が少なく、爆速で経験値をUpしたいと考えている方は、ぜひ、海外で働くことも視野にいれてみてはいかがでしょうか?
最後まで、読んでくださり、ありがとうございます。