「PETROF」は私の三台目のピアノ。
四歳からピアノを始めて、「ZENON」→「MIKI」→「PETROF」と代替わりしてきた。
ピアノが好きも嫌いもわからないままに、厳しく鍛えられてきたけれど、このPETROFは、初めて自分で選んだピアノ。
音楽を楽しむために買った。
創業160年(だったと思う)のチェコのピアノだ。

写真にあるように響板が独特で、その音色は軽やかなのに伝統的で重厚な響きがあり、優美で華やか。
ああピアノが弾けるって、いいなあとしみじみ思わせてくれた。
才能がある人は別として、私のようなフツーの人にとってピアノの練習は、ひたすら鍛錬!と根気ではないかなと思う。
たまーに楽しいけれど、という感じだったな、子供のころ。

でも今は、進んでほぼ毎日弾く。自由に弾く。

思うように弾けないことにがっかりしたり、イライラしたりもするけれど、やっぱり楽しい。


PETROFのおかげだと思っている。