昨日に続き、私の愛する坊や、たい♂について綴ります。
我が家にやってきた初っ端から、私の布団横で恍惚状態にて放尿したたい・・・。
(この写真はうちにきて数か月してからのもの。うちに来た時はまだまだ片手に乗るほど小さかったです)
まぁ、許してやろう・・・・
まだ初日だからね。まだ小さいしね。まだトイレの場所も覚えてないしね。仕方ないよね。ブツブツブツ・・・・。
たいと自分の心に何度も言い聞かせ、眠い目をこすりながら尿の片づけをしました。
「なんか不安だわ。今まで何匹も猫飼ってきたけど、なんか手におえない予感がするわ」
と、お得意のマイナス思考を夫に漏らしつつ、その夜は眠りについたのでした。
そして翌日朝、夫と朝食を食べていると、たいはすごすごと自ら猫トイレにはいっていったのです
「えらい!今度はちゃんとトイレに入ったね!!」
砂をカキカキし、そしてきばりだしました!
がんばれー☆
可愛い~
子猫はきばっている姿でさえ可愛いのです。
夫とパンをほおばりながら暖かいまなざしで見守っていました。
そしてフィニッシュ
の次の瞬間
「きゃぁぁぁぁぁ!!!!やめてぇぇぇぇぇ!!」
「うわぁぁぁ!!!!」
朝から半径300メートル近隣に響き渡る私と夫の叫び声。
その二人の視線の先には、こきたてほやほやの〇ソに、身を翻してかぶりつくたいの姿があったのでした
そうです、この子猫は自分の糞でたまをとる(遊ぶ)という、悪習慣があったのです
友人宅では小さな部屋に閉じ込めていて、トイレをする瞬間を見ていなかったため、ク〇で遊んでいるとは知らなかったそう。
よく、ク〇が散らばっていたので、なんでかなぁとは思っていたそうですが。。
それから毎回毎回、排泄の終わった瞬間に自分のこきたてク〇にかぶりつく+転がすということが続いたため、たいがトイレに入るたびに私も夫もひやひやしてました。
大とわかると、排泄中にそーーっと脅かさないように、息をひそめてたいに近づきます。
そしてフィニッシュの瞬間、ブツにかぶりつかないようにたいの体を確保します。
毎度、それは緊張の瞬間。
リビングの空気がピーンと張りつめます。
失敗したら、床の掃除とたいのお風呂(すごく嫌がる)が待っています。
5回に1回は失敗しましたかね。
お陰様で、当時リビングの床は頻繁に水拭きされてぴかぴかでしたけれでも。
私たちが在宅の時はまだよくて、悲惨なのは外出中にフンコロガシされた時でした。
家に帰ると、部屋のあちこちに転がっているんです。。。
幸い便秘で硬いブツだったのですが、それでもそのたびに水拭きと蒸気スチーマーでお掃除・・・。
くたびれましたよ。
いつまで続くんだこの悪夢って思いましたよ。
でも、痴ほうのご老人を介護なさってる方に比べたら、こんなものへのかっぱでしょう。
と、また自らに言い聞かせ、フンコロガシと格闘の日々が続いたのでした。
心が折れかけた時、「もう○○山に捨ててくるぞ!!」と言い放ってしまったこともあります。
正直、可愛いと思えなくなる時もありました。
でもこれ、まだまだスタートだったんです。
たいとの日々は、困難の連続でした。(今もです。)
でも、バカな子ほど可愛いとか、心配な子ほど愛おしいというのは本当で、今では心の底から愛する存在です。
夫よりも愛しているのかって??
当然だろ?