何らかの原因で、低血糖、高血糖の症状が現れた場合について、私の経験からアドバイスする。


私が高血糖で糖尿病と診断されたのは、10年ほど前である。原因は食事、飲酒などの生活習慣の乱れである。


糖尿病の知識が少ない人に伝えたいが、糖尿病はとても怖い病気である。悪化すると失明したり、脚が壊疽して切断しなくてはなくなることもある。腎臓がやられて、週数回の人工透析を一生続けないと死んでしまう患者も多い。


いずれにせよ高血糖にならないための予防が大事だ。また一度発病すると治らない、現状維持しか出来ないので。予備軍は、生活習慣の改善に努めて欲しい。


白血病の治療で、血糖値に影響がでるものも多い。ステロイドはすぐに血糖値が上がるので、量に注意してもらいたい。入院中は医師は見てくれているが、在宅中は血糖測定に特に気をつけ無ければならない。


私は10年も血糖測定を続けてきた。食前に採取した血液を測定値で測るが、とても面倒だ。時々忘れたりする。最近はもっと測りやすい機械もできたが、高額だったり正確さに欠けたりする。


血糖を測定したら、インスリンを打つ。退院中は、定量であるが、きめの細かい入院治療中では、血糖値により、インスリンの種類と量をコントロールしてもらっている。一日効果が続く薬もあれば、食事で急激に上がるのを抑える薬もある。


更に困るのは、低血糖症状が現れる時である。外出中に見回れ倒れることもある。甘いキャンディなどは持ち歩くべきだ。


今日は次の、3つの病気を挙げた。


睡眠障害

皮膚障害

血糖値障害


いずれの病気も死に直結しないが、発病すると大変な病気である。予防も難しく治りにくい。どうか軽く考えないようにお願いしたい。そして他の患者さんたちのために情報共有をお願いしたい。