これから、私の経験から習慣性の高い病気について、書かせて頂く、白血病に関係するが、あくまでも自身の経験である。医師の処方を信頼してもらうことは言うまでもない。


 後で見つけ安いように、3本に分けて書く。


 1回目は、睡眠障害である。


 白血病に掛かると、不安で眠れない、良質な睡眠が得られないと言う症状が現れる。


 まず、白血病に限らず、会社の担当医がいれば、最初に相談すべきである。


 街中の精神科は抵抗があり、心療内科を受診しやすいと聞く、精神科もそうだが、そのような病院は、処方点数を上げるために、抗うつ剤や睡眠薬を必要以上に投与する病院が多いと聞いたことがある。


 私は在職時代、パワハラで会社の部下から相談を受けたことが有るが、必ず会社は担当医を勧めるルールになっていた。街中のクリニックや精神科で、強力な薬を処方され、仕事に影響が出てしまった社員もいた。会社の担当医は、仕事への復帰を目的としており、適切なカウンセリングを行ってくれる。


 会社勤めではないが、白血病で治療している人は、その病院の神経精神科系の医師に相談してもらいたい。ある規模の病院ならそんな先生がいるはずだ。

 

 大事な事は、どんな病気もそうであるが、症状を正確に伝える事である。いつごろから、どのような症状が、どのように現れたかである。


 眠れないだけではなく、どのように眠れないのか、不安を感じて眠りに入れないのか、眠ってもすぐに目が覚めてしまうのか、起きても眠いのかなどである。


 私も入院治療中に、色々な症状が出た、都度、医師に相談した。


 最近の睡眠薬は常習性が低く、毎日飲み続けても効かなくなったり、副作用が強くなることは少ないと聞いた。ただし、眠れなさの丁度と原因は元々の病気により変わっていくので、都度医師に相談し、日々のペースで、薬の種類と量を調整してもらうのが良い。


 私も3種類くらいの薬でカバーしてもらってきた。もちろん不要な時期は飲まない。漢方薬のような比較的穏やかな薬が自分に合った時期もあったので、色々試してみるのも良い。