いよいよANAビジネスクラスに搭乗です。
G11ゲート、搭乗はエコノミーよりも早く呼ばれます。
そしてこれが!ANAビジネスクラスです!
席は1年前予約時1Hにしましたがこれが大正解。他の人は席周りと側のデスクまでがテリトリー、1Hは加えてさらに席の前が自分のエリアでかなり広く開放的です。まるで自分の家みたいにリラックスできます。
ギャレーに近いとか…全く気にする事はありません。カーテンで遮られてるしむしろプライベート感の高い空間です。窓も1席で2つもあるんです。
サイドテーブルも大きい。ここには使うモノを置きます。水のペットボトル、薬、置いたり書いたり、iphoneのsimカード差し替えの作業もここでやりました。
そして椅子の横幅が広い!王様の玉座みたいで優越感ハンパない。
椅子にのってる調度品はまず枕、左からスリッパ、ポーチ、ノイズキャンセリングヘッドホン、その下掛け布団、一番下がベッドパッド
ポーチはグローブトロッター、バッグのブランドらしいよくわかりません。
中にはまず雪肌精、アイマスク、イヤーパッド、歯ブラシ(歯ブラシはトイレにいくらでもあります)、雪肌精とグローブトロッターの説明書
搭乗早々にパジャマを注文し、ベルトサイン消灯後すぐに着替えさせてもらいました。機内でどれだけ汗かいてもパジャマが吸い取ってくれるので非常に助かります。服装気にする事が無くなると気分がゆったりできよく眠れます。パジャマは貸与品です。
それからwifiサービス、これが羽田発フランクフルト便と比べて容量制限無く速いんです。ネット閲覧も動画も快適です。
後からエコノミーに乗った家族に聞くと、エコノミーのwifiは速度が遅くて使えなかったと聞きました。wifiにもビジネスとエコノミーで差があるのでしょうか。
それにしても以前の国際線はまあまあ速度は出てストリーミングラジオも短いけど聞こえるレベルでしたが、今回SNSも文字以外まともに使えない状態です。ルフトハンザの速さを考えるとANAは三歩どころか十歩以上後退しています、何とかならないのでしょうか…
離陸後ベルトサイン消灯後ウェルカムドリンク提供、私お酒飲めないのでオレンジジュース、うーん空の上のジュース、今宵に乾杯!
その後夕食の提供、今回洋食で牛フィレ肉を選択
ジュースはノンアルでスペシャル感味わいたく、香るカボスとスパークリングウォーターを混ぜて出してくださいとCAさんにお願いします。
するとCAさんの計らいでレモンの輪切りをつけたスペシャルドリンクを提供してもらえました。レモンの苦味で味が引き締まり美味い美味い。
まずはアミューズから、シーフードサラダ、フォアグラムース、生ハムとアスパラガス
プリプリなエビとイカと生野菜、のっけからのご馳走に大満足
次に前菜とスープ、サーモンとキヌアのサラダとコーンスープ
写真のサーモンの中にキヌアの山が隠れてます。キヌアってアンデスのスーパーフードなんだそうです。多分サーモンにキヌアの山を挟んで食べるべきところ、先にサーモンだけ食べてしまい、後からキヌアのみ食べてしまいました。
前菜の後パンが2個登場、アツアツです。バターを乗せたりして食べました。
いよいよメインのステーキ!
見てください!圧倒的なボリューム、デカい!この大きさ地上でもなかなか食べられません。大きなステーキを飛行機で食らうというこの優越感たまりません!ビジネスクラスに乗った甲斐があったというものです。
CAさんも少々焼き加減がレアですが大丈夫ですか?と心配そうに聞いてきます、この細やかな気遣いに恐れいります。いえいえこの贅沢を前にして何も文句のつけようがないじゃないですか!
左上の黄色い和え物はポテトのグラタンのようでまたこれも美味い。野菜やステーキをこのソースにつけて食べたり、粗挽きの岩塩と胡椒につけて食べます。
味は肉々しいです、昨今の霜降りたっぷりシャトーブリブリでしたっけ口の中がとろける〜とかそんなひ弱な事言ってる場合ではありません。漢は黙って肉々しいステーキを喰らう!この上ない贅沢です。
したがって機内なので消化を考え小分けにするのですが、なかなか減らない。
ついにステーキをたいらげた頃窓の外は既に夕闇の世界に入りました。
ステーキの後はデザート
ワゴンで4種類の中から1つ選べます。私はムースを選びました。
グレープ系が主体の味でこちらも美味いのですがやや甘くもったりしました。
口直しにコーヒーを頼みます。酸っぱさが無くすっきり飲めます。何度飲んでも美味い。
ここからの写真は暗めですが、他旅行者に配慮して読書灯を短めにつけて一瞬だけ撮ってます。
でフルフラットベッドに切り替えます。
西川のベッドパッドがベッドマットレスそのもの、やはり反発力大事、うちの敷布団にも敷きパッド欲しい。なので大変寝やすい。枕は羽毛とウレタンの二重構造なので柔らかすぎず適度に硬く改良されてます。以前は柔らか過ぎたので、この硬さででかい重い石頭を支えゆっくり眠れます。
就寝2時間後目が覚めて、CAさんに、かき揚げ無しでうどんをお願いしたところ、揚げ玉は入れますか?と尋ねられ、揚げ玉有りでとお願いし、もし良ければきつねが1枚余ってるのできつねをのせましょうかとCAさんから提案、よって、きつねうどんになりました。
CAさんの細やかな気遣いで、メニューにないカスタム的な注文も可能になります。やっぱりビジネスクラスって凄い。
で、きつねうどん
ANAのうどんは生麺なのが嬉しいです。出汁も普通に真っ当ながら香り広がり美味い、日本の味ロスの旅行者におすすめです。
さらにコーラを注文、レモンの輪切が味をシャープに整えます。
あとトイレもすごい
歯ブラシ、マウスウォッシュ、フェイスシート常駐、取り放題です。特に歯ブラシは機内ではありがたく歯磨し放題ですw私は虫歯が気になるので頻繁に歯磨きするので助かります。
そして小窓もついてます。外の景色がみれると圧迫感が少なくていいですよね。
うどん食べて目が覚めると4時47分頃、既に明かりがついて食事始まってます。かなり安眠できました。
起床後のジュースは小岩井野菜ジュースとコーヒーブラック注文。
着陸2時間前の食事、和食とやはり一風堂ラーメン味噌大地を頼みます。
チンゲンサイのお浸し、カツオ系の出汁効いて美味い
味噌汁、うんホテルにある普通の味噌汁。でもこれエコノミーじゃ食べられないものです。
カレイ幽庵焼き、焼きというか煮付けです、でも2枚あります。これも煮汁が美味い。
ご飯は見た目に比べてモチモチホクホク、家の飯より美味い、良い品種を使ってるんでしょう。
で大地です!
大地はインスタント食品だと思いますが、麺が!この縮れ麺凝ってます。ノンフライ麺の中で一番美味いしコシが強い。そして野菜の量多い、辛みの効いた味噌味が絶妙です。
機内のエンタメサービスはほとんど使いませんでしたが、NHKワールドプレミアムを見ました。おかいつの謹賀新年特別放送やってました。
あっという間の羽田到着、名残惜しくビジネスクラスをあとにし年末年始の旅行終わりです。
過去ヒースロー、ミュンヘン、フランクフルト、シャルルドゴール、色んなとこから出国しましたがどこも慌ただしく果たして間に合うか緊張感ばかり
シャルルドゴールのチェックインカウンターなんか日本人もおらずスタッフが内輪で新年の挨拶して話し盛り上がってるのに我々客は置いてけぼりで待たされたものです。
ウィーン国際空港は過去最大級のおもてなし力で、そして搭乗まで一番スムーズです。
緊張感よりも旅の楽しみ感満載で一番ゆっくりできる空港だったと思います。
こうなったらフランクフルトのファーストを廃止してウィーン便にファーストクラスを設ければ最高級の贅沢を味わえるのではと妄想が膨らみます。
現地食はカフェラントマン青山を見て食事すれば予習できます。何食べればいいか迷った時はシュニッツェル、あとはザッハトルテ、メランジェ、泡立ちクリームを覚えておけば問題なし
あとはコンサート、ウィーンフィルニューイヤーは母親の悲願だったので一生一度聴きにいけてよかったのですが、今回行ったウィーンフィルは滅多に聴けるものではありません。もし60歳までに再度コンサート聴くなら2泊の弾丸で楽友協会サイトからオンラインチケットで取るとかでチャレンジでしょうか。
ここまで見ていただいた皆様どうもありがとうございます。