以前報告した空調服をモバイルバッテリーで動かすユニットは強度「中」の16Vでしか動かせません。

 純正バッテリーでも「強」の24Vは30分限定でその後は「中」になってしまいます。

自作の昇圧回路でも14Vぐらいが限界で、モバイルバッテリーの保護回路が動作してしまいます。

今年の夏を乗り切る為、「強」で連続運転できないか検討し、動作させる方法が見つかりました。

 

 通常はファン2ユニットが並列接続されているので電流容量が大きくなり、電圧が16V以上上げられないのです。

そこでファン1ユニット毎に1台のモバイルバッテリーと昇圧ユニットを付ければ24Vまで上げても動作させられました。つまり2台のファンを別々に独立させて動かせば24V連続運転が可能になります。

 ケーブルを改造し、SWで独立運転と並列運転を切りかえできるようにしておけば、標準のバッテリーもいざと言うときに使えます。

 このバッテリーなら計算上は1日ぎりぎり使えそうですが、当面午後から半日のテストを行います。

 懸念事項としては24Vで連続運転するとファンの寿命が短くなると思われるので、どの程度使い続けられるか心配です。また、バッテリーの消費量が格段に上がりますので1日使い続けるにはもう少し大容量のPD22.5W高性能モバイルバッテリーが多く必要になります。