10年前家を建替えた時に本当はソーラーパネル+蓄電池と思っていたのですが、某有名ハウスメーカーの営業マンに「蓄電池なんか使い物になりませんよ」と鼻で笑われました。

 その1年後に大手ハウスメーカーがソーラーパネル+蓄電池付きの家を大々的に売り出していましたけど・・・

 結局、別のハウスメーカーでダブル発電のキャンペーンをやっていたので、結構安くエネファームとソーラーパネルを付けることが出来ました。

 安いと言っても金額から試算すると20年使ってやっと元が取れると思っていたのですが、なんと10年でメンテナンス契約が切れると共に主要部品交換の有償メンテナンスをしないと使えなくなるではありませんか。最大でも12年が寿命?別のメーカーのものは寿命20年のものもあるようですが、基本は10年で有償メンテナンスを受けないと使えないようです。

 

 我が家はお湯をあまり使わないので、学習機能でお湯を使うタイミングに合わせて少しづつお湯を作りながら発電するので、半分ぐらい止まっています。

消費電力400Wで発電は0W

消費電力1.6KWに対して発電は400W(最大出力は700Wなんですけど)

 エネファームで発電した電気は売電できず、電力変動に発電出力が追従できないので、消費電力を超えないよう夜間発電している時などは発電量を下げて発電します。

 

 1年間の総発電量を調べてみると、最大能力の約24%しか発電していないではありませんか。

 しかも故障が多い、10年間は無償修理が受けられるのですが、6回ぐらい発電ユニットが故障したかな?

 今年もお湯になるのが遅いと思っていたらどうも故障していたようです。

 10年以降は有償修理になるのでメンテナンスや修理代を考えると使い続ける事は無理だと思います。

 

 自立発電型にしたので、停電時に電気が使えるという売りもありますが、10年間で1度も恩恵を受けませんでしたし、発電が止まっている時に停電すると発電起動できないので、半分止まっているのでは話になりません、地震で停電するときはガスも止まるでしょう、台風の時ぐらいしか恩恵はないかな。

 1月末で10年になるので、次もエネファームに買い替えるよう売り込みの案内はありましたが、それ以外どうするかの話は何もありません、不親切ですね。高い買い物なのに結局元は取れないですね。

 今回修理時に発電機能を止めて湯沸かし器の部分だけをしばらく使い続ける旨の話をすると、時期が来るとエラーが出るのでその時に対応するとのことでした。

 まあ、ソーラーパネルをダブル発電の標準より大きい一般的な容量にしておいたので、それだけが救いです。