ブリッツァービートルもＤＴ－０２同様ステアリングリンケージは簡易タイプなのでステアリングの特性があまりよくありません。
フロントサスの上下動でトー角が大きく変化します。
見直しには大がかりな改造が必要で、ＤＴ－０２では理想的なロッド引き出し位置を模索してサーボを逆さまにしてこんな付け方になりました。
ブリッツァービートルでも同じような改造が必要ですが、アッパーデッキに大きな切り欠きを付けるため、シャーシとフロント部の接続強度が弱くなり最悪の場合ワンクラッシュでフロント部がシャーシと泣き別れになってしまいます。
ネットオークションでＤＴ－０２用の同じような考え方で作ったサーボホルダー兼アッパーデッキを見つけ、これを使えばシャーシ補強にもなり、ある程度簡単な改造で済みそうと思い、購入してみました。
元々のアッパーデッキに出っ張った部分がはまるよう大きく切り欠きを入れます。
補強のリブも削ります。
取付穴位置はＤＴ－０２用なので合いません。
リア側はシャーシが斜めになっているので、元々のサーボ固定用の穴が使えるようアルミポストとサーボ固定ポストを加工組み合わせて足を作りました。
フロント側は少しずらした位置に穴を開け直し固定。
ロッドはＤＴ－０３用のものを使用します。
結構しっかりとして見栄えも良いものが出来ました。
肝心のステアリング特性ですが、ノーマルではサスが伸びきった方向に向けて大きくトー角が変わっていたものが、改造後は常用の可動範囲内ではトー角の変化が少なくなったようです。