草バギーの耐久レースでフロントユニバの連結部ピンが抜けて3輪駆動になってしまったので、対策修理です。

 ハイパワーモータに変えてぶん回したことと、ドックボーンをTT-02の39ミリに変更した時にピン抜け防止のスプリングリングのバネ圧が弱くなったことで、リングがずれてピンが飛び出し抜け落ちたと思われます。

 他のユニバでピンをイモネジで固定するタイプがあり、そのメンテナンス部品在庫の手持ちがあったので、これを使えば対策完了・・と思いきや

 微妙に円柱アダプター部の寸法が違い、入りません。

どのメーカーのものもこの部分は同じ構造なので、共通で使えると思ったのですが・・・この時代のこの車はインチサイズのネジを使っているので微妙に寸法が違うのかもしれません。

T社のものもイモネジタイプがあります、TT-02のユニバはイモネジ止め式なので、こちらの部品を使えばイモネジでピンが固定されるので、抜け防止対策になります。

 

 

 また、もっと安く簡単に出来る対策として、ピン抜けリングがずれないよう熱収縮チューブで固定する方法を紹介します。

 熱収縮チューブを1cmほどの幅にカットしてユニバのピン抜け防止スプリングの上から被せ、収縮させれば出来上がりです。

 フロント、リア共駆動時に周辺部品と干渉しないことを確認し、完了です。

簡単で安くできる対策ですのでトラブル回避の予防としてお勧めします。