ショップのブログでTT-02のステアリングがニュートラルに戻らないという投稿を見たので、以前に投稿したものを情報として改めて投稿します。

同様の内容でお困りの方がおられましたら一度確認されてはどうでしょうか。

 

 TT-02を操縦していると結構ふらつきがあり、クラッシュ等衝撃や力が加わると、壊れたと思うぐらい異様な感じがあるのですが、そのまま走れ、後で確認しても壊れていない事があります。

 どうもステアリングのニュートラルがおかしいのではないかと調査、

 

 

電源を入れてステアリングサーボをセンター中立状態でタイヤを右のひねり離す、次に左にひねり離す、本来左右共同じ中央位置に戻らなければなりませんが、なんと、写真のように大きく位置が違いました。

 古い転がっていたサーボを使ったのでサーボのせいだと思い、サーボを交換しようと取り外し、確認してもサーボは問題なさそう。

すると、発見!!写真のようにサーボセーバーに隙間が空いている時があります。

本来、力が加わった時にサーボセーバーのこの部分に隙間が開き、力が無い時は隙間が無くならなければなりません。

取り付けねじを緩めると正常に動作します、でも、走行の振動で脱落のおそれがあります。

 

 

分解して調べると、写真の①と②の面の高さが本来②がわずかに高くないといけませんが、低くなっているように見えます。プラスチックワッシャを入れてねじを締め込むと擦れて動き

が渋くなります。これが原因で、以前にもお話した部品の寸法精度の悪さがここでも不具合に。

 

 

対策としては、写真のAとBの段の上の面を少し削り、②の面がほんの少し高くなるようにすればねじを締めこんでも正常に動作するようになります。

TT-02Bは問題なさそうだったのですが、調べてみるとなんとサーボセーバーがほぼロック状態でした。

 サーボセーバーがロック状態だとサーボギヤーを破損する恐れがあります、過去にエンジンバギーで2回破損して部品取り寄せして自分で修理した経験がありますが、サーボによっては2回分で新しいサーボが1個買えるぐらい高くつきました。

 サーボーセーバー内にホコリや砂が入ると同様にロック状態になるので、定期的な動作確認をすべきと思います。

 

 

走りに直接影響する重要な部分なので、当方は結局オプションのハイトルクサーボセーバーに交換する事にしました。