TT-02ラリーのセットがなかなか決まらないので、数種類のパターンでタイヤを作りグリップに変化を付けてセッティング幅を広げます。

左から①キットノーマルのコンパウンド、以下はすべてソフトコンパウンドですが、次は②内側1列のブロックをカットしてトレッド幅を狭くしたもの、次は③全体にブロックを間引いてブロックの間を広げたもの、そして④ソフトノーマル、一番右は⑤ソフトに固めのインナーを入れたものです。

 まず、フロントを②固定でリアのみを変えてグリップ感と扱いやすさを比べ、最もグリップが高くコントロールしやすいものに決めます。

 グリップは高くても唐突に抜けるものは運転しにくいので避けた方が良いでしょう。

 リアが決まれば先ほどのテストでグリップの高い順がある程度分っているので、コーナーでの前後バランスの良いものをチョイスします。

  草バギーなので一般の土路面とは異なりますが、こんな感じの組み合わせになりました。

フロントに②、リアに③がコーナーの侵入からリアの流れとコントロールのしやすさのバランスが良く、今までで最も運転しやすく決まっていましたが、フロントスキッド、リアのトーイン、スキッドの改造も大きく影響していると思います。