むかし車用のジャイロが初めて出た時に一度使ったことがあるんですけど、当時はまだ未成熟だったのでしょう、ある程度の運転技能があれば逆にジャイロが邪魔をして運転しにくいと思うぐらいで、結局本格的に使うことはありませんでした。

 最近までジャイロの事はまったく頭の中にありませんでしたが、近年のドローンの普及に伴いジャイロもかなり進化し、メーカーもドリフトに力を入れ、それに伴いジャイロもドリフト専用に調整され性能も向上しているようですね。にわか作りのドリフトカーで2WDではまったくコントロールできなかったので、ジャイロを付ければネット動画のように2WDでもドリフト走行ができるのか、テストしてみたくなり、とりあえず1つ前のものですが、入手してテストすることにしました。

2WD仕様にした車に取り付け走らせてみます。

 ゲインを高くするとサーボがハンチングして真っすぐ走りません。

ゲイン30%前後ならかなり慎重になればスピンはしないレベルになりますが、ドライブできるレベルには程遠いと思います。

 そこで、原価版ですが、今のドリフト専用のジャイロに変更

 電源を入れると???サーボーの動きが?サーボが壊れたかと思うぐらい初期の動きが遅い。

ゲインを0にすればちゃんと動きますね。

 どうも前者ジャイロの慎重になればスピンしないをジャイロがやっているような、こちらはジャイロゲインを少し高めにしてジャイロにお任せすればいいのかもしれません。

 実際に走らせてみると無茶をしない限りスピンしません。パワーコントロールでリヤも簡単にスライドさせられます。思い通り小回りさせるにはもう少し煮詰める必要がありますが、十分コースが走れるレベルだと思います、ドリフト専用ジャイロってすごいですね。

 逆に4WD仕様にすると安定しすぎて曲がりません、結論から言うと4WDのジャイロ無しより2WDのドリフトジャイロ付きの方が運転しやすく面白く感じましたね。

 

 テストの結果では前者のジャイロはオフ、オン、ドリフトで使えるジャイロで、ゲインを低めに設定してドライバーのアシストをする使い方をするもののようです。

 後者はドリフト専用に味付けされたもので、ドライバーは曲がるタイミングと曲がる量を指示するだけで、後はジャイロがやってくれるオートパイロットに近い感じがしますね。

 

 結局ドリフトは車とジャイロの性能が重要で、入り込むと奥が深そうですね、私はお遊び程度にしておきます。

 

 引き続きオフロードでジャイロがどの程度有効か、前者のジャイロを使ってテストしていきます。

 

 

 追記 後日判明したのですが類似品のグリップカー用ジャイロ GYC470 の箱にはフタバ受信機専用の記載があります。本件ではサンワのプロポで動かしていますが、動作を保証するものではありません、また、本品デジタルサーボ専用ですので注意が必要です、詳細は後日報告します。