ペタしてね

見方道アドバイザーのどいしゅうです

今日数あるブログの中から、
わたしを見つけてくださった皆さん

出会ってくださり、本当に、本当に
ありがとうございます(*^^*)

そして、いつも
ブログを読んでくださっている皆さん

今日も無事に更新することが出来ました
再びここで出会えたことに、
心から、心から、感謝申し上げます

ありがとうございます(*^^*)


5月1日
奈良県の吉野山にある金峰山修験本宗・修験道
金峰山寺(きんぷせんじ)へ行って来ました。

金峯山寺の所在する吉野山は、
南北朝時代には南朝の中心地でした。

「金峯山」とは単独の峰の呼称ではなく、
吉野山と、その南方二十数キロメートルの
大峯山系に位置する山上ヶ岳を含む
山岳霊場を包括した名称です。

吉野・大峯は古代から山岳信仰の聖地であり、平安時代以降は霊場として多くの参詣人を
集めてきました。


金峯山寺にお祀りされる御本尊は
蔵王大権現で今から1300有余年前から
あります。

仏教の仏や神道の神ともつかない独特の尊格。

金峯山寺の本尊は3体の蔵王権現で、
その像容は、火焔を背負い、頭髪は逆立ち、
目を吊り上げ口を大きく開いて忿怒の相を表し
片足を高く上げて虚空を踏むものです。

インドや中国起源ではない日本独自の尊像で、
密教彫像などの影響を受けて、日本独自に
創造されたものと考えられています。

修験道の伝承では、
蔵王権現は役行者(えんのぎょうじゃ)が
金峯山での修行の際に感得したもの
(祈りにより出現)とされています。

引用元:金峰山寺のホームページ

左尊は、釈迦如来(過去)を表し、
中尊が、観音菩薩(現在)、
右尊が、弥勒菩薩(未来)を
表していると言われ衆生の3世救済を
誓願して出現されました。

普段は、ご本尊の前に幕が下がり
参拝者は見ることができません。

今年の特別ご開帳は
平成31年3月30日(土)~令和5月6日(月)
平成から令和になる大きな節目となります。

※本尊実物サイズのポスター(吉野山ビジターセンター)

参詣した日は、
浩宮徳仁親王(皇太子) 殿下が新天皇へ
御即位された日で、元号が「令和」に
改元されたことを受け奉祝法要が行われました。

法要後に、金峰山寺の五條管長から

「南北朝時代の日本国土の中心は奈良で
その奈良のさらに中心にある吉野山に
蔵王権現が祀られました。

1300年前からこの地で地球安穏や
世界平和を祈ってきました。

令和の時代も世界が平和であるように」

という趣旨のご挨拶がありました。


通常蔵王権現の前(内陣)には
特別のことが無い限り入れないようですが、
今回のご開帳でもそれが許されています。

蔵王堂内陣の金剛蔵王大権現の御前で、
心の内を打ち明け懺悔する『発露の間』
と呼ばれる場所があります。

ひとり、または2人程度の小さな衝立に
囲われたスペースです。通常、内陣は得度し、
僧籍を持つもの以外は入堂を許されません。

特別な日に手を合わせることができました。

わたし自身の
そして、我々人類の

「過去」「現在」「未来」

それぞれに対して懺悔(過去)と感謝(現在)
そして祈り(未来)を捧げてきました。

帰り道に、

浩宮徳仁親王(皇太子)殿下に献上したお店
「柿の葉寿司ひょうたろう」で
お寿司を購入しました。


祝意の気持ちでお寿司をいただきましたキラキラ



日本で一番古いロープウェイに乗り下山
かなりスリリングでしたびっくり





ご開帳はゴールデンウィーク期間まで

恐らく来年も特別ご開帳は
開催されると思います。



最後にまとめです。


私たちはいつからか、

思いやりを忘れ、物事を他人に委ね、
不平不満をぶちまけ自分勝手に育ちました。

私たちの末路が現在に反映されています。


権現とは、
『権(仮り)の姿で現れる』という意味で、
その厳しい形相は、悪い世に生きる人々を
叱りつけてでも救うための仮りの姿であり、
本来は優しい仏さま


これからは私たち人間自らが未来を
切り開いていく決意こそが大切です。

それには自らと対峙し、穏やかで和やかに
そして平和に生きられるように行動することに
尽きます。

自分さえ良ければいいという行動ではなく、

ひとりひとりが自分らしく生きる
そのこと、気がつく必要があると思います。