突然ですがこの度剣道五段に昇段致しました。


五段はいわゆる先生として人に教えられるレベルですので、模範とならなければなりません


四段から一気に難易度が上がりますので私も2年がかりで準備をしました。


そもそも五段は四段取得から4年修行してからしか受験出来ません。4年もかかんの!?って感じですが神一歩手前七段から神の八段までは10年ですからね


Twitterをご覧の方々はご存じの通り、私は相方の中島(台湾人五段)と剣道の練習の為だけにバスケットコートがある家を無理して借りました(家賃聞いたらビビりますよ)



ジムにもほぼ毎日通いました。

2年も中島と筋トレほぼ毎日やってたら昔着てたドレスが入らなくなりました。


Before - After 


こんな感じで昇段審査に向けて厳しい練習を毎日やってましたが、昔の私を知る知人達からラスベガスの審査当日「え!五段受けるの?」「早いんじゃない?」って冗談抜きで何人かに言われました。


それくらい2年前(コロナ前)の私はガリガリで剣道もひょろひょろで体当たりされて転がるくらい弱弱しかったんです。


四段で整列する時には、自分の方が強くてもいつも列を他の四段に譲って後ろの方に座ってました。



中島との毎日の個人練習はとても大変でした。

何が大変かって、


家事と仕事と剣道の両立


9-5時で彼は仕事が終わったら練習してアイシングしてマッサージしてご飯食べるだけだけど…


私の場合は6amから朝ご飯と弁当作って鑑定して買い物行って昼ごはん作って掃除洗濯して筋トレして練習して夕飯作って片付けて講座やってリピーターの鑑定してLINE鑑定に返信してって毎日でした。


練習も切り返し、かかり稽古、打ち込みと野球で言うとキャッチボール、ノック、ベースランニングをひたすらやるみたいな練習ばかりやってました。



もうこんな生活嫌だ…。」って中島のメガネ叩き割ろうかと思った事何度もありますが、毎日文句言わずに練習に付き合ってくれたしメガネには罪は無いので頑張って続けました。


台湾人相方 五段の中島↓


審査当日、死ぬほど練習したので出番が一発目でしたが全然緊張しませんでした。


自信が付くほど練習すると緊張しないというのは本当でした。中島のスピードに慣れていたのでスローにも感じました。本当に考え無くても体が勝手に動くんですよ。(左: 渾身の小手面も足が勝手に↓)



審査が終わってから、審査前と明らかに周りの反応が違っていました。


「君!強いね!」

「1番よかったよ!」

「君あの女子だよね?素晴らしかったよ!」


終わってから中島に動画を見せてもらっても、自分じゃない別の人を見ているみたいでした。


でも1つだけ分かった事は、


「努力は死ぬほどやらないと実らない。」


って事でした。


努力の度合いが違うんです。努力ってのは自分が「努力したわ〜」って満足する程度じゃ絶対ダメなんです。


もう出来ないっていう限界を超えるくらい死に物狂いでやる事が真の努力


だと私は思います。



53人中13人 合格率20% (母に顔が似てきた↓)

男子3人女子1人のグループで合格したのは私だけでした。



合格した事が分かってから、


合格したのは運がよかったからだよ。


っと中島に言ったら、中島がメガネ越しに目に涙をいっぱい浮かべて「それは絶対に違う!!君が沢山努力したからだよ!辛かったね…」って急に泣き出しました。


気がついたら2人でボロ泣きしてました。


今回サポートして下さった先生方や、先輩、友達そして中島、本当にありがとうございました。これからも邁進します。



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