今日の授業は『伝える難しさ』を実感しました。

 

分かっているこちらが、まっさらな状態のお子さんに言葉だけで伝える。

 

これは、なかなか大変で、しっかり事前準備をし、

「こういう伝え方をしよう」
「こういう流れで教えよう」
と段取りを考えていたとしても、だいたいがその通りに進まないことが多いですうーん
 
同じ教材を使って進めていても、お子さんが10人いれば10通りの進め方があるような感じです。
上手く説明が伝わらないときは、補足説明を加えたりしますが、とにかく急がせたり、焦らせたりしないように気をつけ、ゆっくり、じっくりお子さんのペースに合わせて進めるようにしています。理解が不安定だと感じるときは、次回必ず確認(復習)するようにもしています。
 
お子さんには、シンプルに、わかりやすい言葉で伝えた方がいいので、こちらも気を付けてはいるのですが、語彙力不足に直面するときもあせる
「子供にも分かりやすい言葉」
これは、簡単なようで難しく、こちらもまだまだ勉強が必要だと感じる部分です。
 
授業が終わってから、「こういう伝え方をすれば良かったのかも…」と反省するときもあり、
我が家の子供たちとの会話からヒントを得るときもあります。
 
そろばんの知識だけでなく、話し方、伝え方、語彙力、表現力…
まだまだ鍛えるべきところがたくさんある。
もっと進化しなければ…と強く感じた授業でした。