連休3日目


三重 鳥羽市



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漂泊の詩人 伊良子清白の家


以下、パンフレットより

 伊良子清白(本名 暉造 てるぞう) は明治10年10月4日 今の鳥取県河原町曳田に

医師の子として生まれた。

 1歳にならずで母を失い、父にともなわれて大阪、津へと転居。津中学校をへて、

明治32年京都府立医学校を卒業。

上京して勤務医として転職しながら北里伝染病研究所や東京外国語学校ドイツ語科

に学ぶが、やがて生命保険の診査医になり各地を訪暦。

医学校在学中から「文庫」「青年文」に寄稿し、河井酔茗、横瀬夜雨とともに、「文庫派」

の三羽ガラスと称されるようになる。

 明治39年5月、多くの作品中からわずか18篇を厳選した名詞集『孔雀船』を出版。

同時に東京を去って詩筆を折り、島根県浜田の病院に赴任後さらに大分、台湾、

京都などでの医業をへて、大正11年に鳥羽小浜の入り海に面した診療所を開業し、

昭和20年に旧大宮町に疎開するまでの23年間をこの家ですごした。




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御木本幸吉誕生の地


以下、パンフレットより

御木本幸吉は安政5年(1858)に鳥羽のうどん屋「阿波幸」の長男として誕生した。

「世界中の女性の首を真珠でしめてご覧にいれます。」

真珠王・御木本幸吉が明治天皇に排謁した際、申し上げた言葉である。

商人としてさまざまな経験を積む中で真珠との運命的な出会いを果たし、真珠の

魅力にとりつかれた幸吉は、試行錯誤や失敗を繰り返しながら「養殖真珠発明」という

夢にまい進する。そして1893年、ついに苦労が報われ、半円形ながら世界で始めての

養殖真珠5個が鳥羽の相島(現・ミキモト真珠島)で誕生した。




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岩田準一邸 鳥羽みなとまち文学館

嘉永3年(1850)の建物で、磐田準一の絵画や研究資料、生活雑貨などのほか、鳥羽に

ゆかりのあった江戸川乱歩に関する資料なども展示され、小さな博物館となっている。


以下、パンフレットより

岩田準一は鳥羽生まれの画家であり、風俗研究家であった。竹久夢二に師事し夢二の

画風をそのまま受け継いだ準一は、夢二の代作を務めるまでになり、夢二本人に

「日本一の夢二通」と言わせた。また、志摩地方の海女や「はしりかね」と呼ばれる

船遊女をテーマにした民族研究でも成果を残している。

江戸川乱歩が鳥羽で過ごしていた頃より交流を持ち続け、後に「パノラマ島奇談」

「踊る一寸法師」「鏡地獄」の挿絵を担当する。

色男研究をライフワークとし、乱歩とともに収集した文献をもとに『本朝男色考』を著した。

この著書は英語・フランス語に訳され海外でも出版された。


江戸川乱歩は小説家としてデビューする以前に1年半ほど鳥羽に住んでいた。

彼の妻、隆も鳥羽の坂手島出身である。

風俗研究家岩田準一と交流があり、ともに色男に関する資料収集などを行った。

彼の作品中には舞台のモデルとして鳥羽はよく登場しており、後に書かれた

「パノラマ島奇談」の舞台は鳥羽であるといわれている。



表紙の絵がなんとなく不気味でコワイ… 借りたことはありませんでしたが、小学生の頃、

近くの公民館で貸し出していた図書に江戸川乱歩の著があったことを思い出しました。



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津の国(遊郭跡)

玄関を入ると左に「ハリミセ」と呼ぶ顔見せをする間があり、まちあい(遊郭)の様子を残す

港町鳥羽を象徴する建物です。


こちらの建物、道路に面した側は修復がされていますが、かなり損傷が激しいです。

表から建物を眺めていると、向かいの鳥羽みなとまち文学館の方が出てきてくださって

「中もご覧になりますか?」と言ってくださいました。

「自己責任で、上に上がってもらってもいいですよ(・_・;)」と言ってもらったので、階段に

足をかけると「ホントに自己責任ですよぉおののく」と念押しされつつ階段を上りましたが、

確かに今にも抜け落ちそうでした。青ざめスマイル

事故の危険があり大工さんも建物全体を修繕するのは難しいらしく、そう長くは残せない

建物かもしれません。




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津の国(遊郭跡)前にある小さな休憩所のようなところで一休みしているとネコがねこのあしあと

ベロ出てるよ? aya



その後常安寺や多賀神社を見て歩き、


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日和山山道を通って駅へ戻ります。


時間があったので、海へ。




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潮風にあたって、そろそろ時間なので再び駅に向かいます。




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イルカのむこうが、鳥羽駅です。






さぁ、伊勢へ 走る