近年はPCもスマホもUSB Type-Cの電源供給に変わって便利になりました。数年前まではNEC LAVIE / VersaProシリーズやLenovo ThinkPad / ThinkBookシリーズで採用されていたLenovoスリムチップと呼ばれる角型の電源コネクタでACアダプタを職場と自宅にと複数揃えて移動の荷物を減らしたり工夫していました。そのため、私の手元にはNEC/Lenovoの角型電源コネクタのACアダプタがたくさんあります。
<45WタイプのACアダプタ NEC PC-VP-BP98とLenovo ADLX45NCC2A>
NECがINPUT 100～240V ～1.2A 50-60Hz 75VA-145VA、OUTPUT 20V 2.25A
LenovoがINPUT 100～240V ～1.3A 50-60Hz、OUTPUT 20V 2.25A
私の場合ですがNEC/Lenovoの角型電源コネクタのPCの方は旧型になって主力マシンの座からは離れているので使わないACアダプタがストックされている状態です。稀に古いWindowsバージョンの環境でアプリを使うことがあるのでPCもACアダプタも廃棄してしまうわけにはいかない事情があり、一方でUSB Type-Cの充電器はPC、スマホ、タブレットほかガジェットの対応機器が増えて不足気味です。
そこでUSB Type-CのACアダプタを買い増ししてしまうと場所をとってしまうのでNEC/Lenovoの角型電源コネクタ→USB Type-C変換アダプタでACアダプタを有効活用しようと考えたのでした。
NEC/Lenovoのスリムチップ→USB Type-Cに変換するアダプタはいずれも非純正でしたがいくつかのサードパーティーから発売されているのを見つけました。こうしたアイテムを多く販売しているのがアリエク(AliExpress)やアマゾン(Amazon)に出店している事業者です。
形状がそれぞれ違うのと、送料やプロモーションキャンペーン クーポンなど考慮して幾つか買ってみようと思います。
ICONSHOP Lenovo用 電源プラグ変換 メス(角型スリムチップ) → オス(USB Type-C) 規格変換 IC-LSQ65WCは、45WのACアダプターを使用した場合最大45W出力、65WのACアダプターを接続した場合は最大65W出力に対応。対応PD出力 ： 5V/1.5A、9V/1.5A、20V/2.25A(45W ACアダプター使用時）/ 20V3.25A(65W ACアダプタ使用時）とのことです。12V出力/15V出力には対応していませんのでこの電圧が必要なType-C機器には使えないです。
経験上、変換アダプタは２つのコネクタを直付けしたものが安価ですが、ケーブルの取り回しが難しくスペースをとってしまいがちです。L字型は使用機器・環境に適合すれば便利ですが背面にセキュリティスロット、USBポート、HDMIなどが並んでいる機器だと干渉して他のポートが使えなくなることがあります。短いケーブルで２つのコネクタをつなげているタイプが他の形状よりも高価ですが柔軟性、汎用性の面で有利です。
ところでオフィス回帰の流れの中でフリーアドレスが増えていますが、良い場所、お気に入りの席は埋まっていることが多く、職場で流浪の民になりやすくストレスです。誰しも気の合わない人やガサツな人を避ける傾向があり、小さめな会議室や個室タイプのブースはいつもいっぱいです。上役だけが専用スペースを持っている職場では中堅以上の役職者も上を見習って会議室やフリーアドレスの中にマイスペースを作っています。その周りは取り巻きで固めているので誰も注意できません。フルテレワークでハイブリッドワークで出社頻度が少ない、特に出向や派遣だとアウェーな職場では居心地が悪いです。鞄やノートPCとACアダプタを持って転々とするのは滑稽だと思います。話が発散気味になりましたがPD対応の液晶ディスプレイやAC電源を席に備えていないオフィスで働く人たちは無駄に気付いていないと思います。日本企業では世界的な企業と比べて低賃金というだけでなく、PCなどのツール、職場環境も悪いですね。映える空間デザインのオフィスは対外的なアピールになり、広報やファシリティー部門の輝かしい実績になりますがそこで働くとなると大半の時間をそこで過ごすことになるので快適性、仕事のしやすさが大切です。
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