2023年2月のWindows Updateの更新でInternet Explore(IE)からMicrosoft Edgeへの強制リダイレクトが行われるようになりました。
アップデート後に初めてIEを起動した時に下記の表示が全画面で行われます。
「Internet ExplorerはMicrosoft Edgeに移行しました。」
続行ボタンを押すと下記のマイクロソフトエッジへようこその画面がEdgeで開かれます。続行を押さずに終了させた場合には次回IE起動時も同様に表示されますが、続行を押した場合には表示されなくなります。
今更、マイクロソフトエッジへようこそというのはいかがなものかと思います。
IE廃止の強制は着々と進んでいてスタートメニューやタスクバーのIE11アイコンなどの削除が5月のプレビュー更新プログラムでテストされた後、6月の更新で実行される予定になっています。
開発、検証などEdgeじゃダメな用途にIEを使っているのでレトロPCにIE稼動用の環境を用意して対応することになるかもしれません。一般のユーザーにはマイクロソフトのサポート終了でセキュリティ脆弱性の対応や動作検証もしなくなっていくということです。ビジネスや公のサービスではEdgeがWindowsの標準的なブラウザということになるので、Edge対応は避けて通れません。しかし、個人利用であれば今まで通りEdgeが嫌いなら別のブラウザを使うということになります。
追記:
Internet Explore(IE)からMicrosoft Edgeへの強制リダイレクト回避
Edgeへ強制リダイレクトを回避してIEを起動する方法はいくつかあります。このうち「 -extoff 」オプションを使う方法、vbsを使う方法の2つの手順メモです。