桐生稔さんの、「雑談の一流、二流、三流」
読み終えました。
読んだきっかけは、
人とコミュニケーションをとる中でも特に自信の無かった、
「雑談」のスキルを上げたかったからです。
「雑談は自然に生まれるもの」と言う方がいますが、
実にうらやましいです。
事業所でも、
雑談スキルについて学んていたのですが、
なかなか上達せず、
「もっと学びたい!」
と思い、この本を読みました。
この本で特に自分が得たことを先に述べますと、
① コメント被せはNG
② ぬけている自分も見せる
③ 雑談がうまい人の心構え
です。
①についてですが、
これは私がめちゃくちゃやってしまうやつです。
相手が「○○へ行ってきました」と言っているのに対し、
「そこ、私も行ってきました!~で、~ですよね。~と思います」
と、自分が主役になってしまうこと。
相手がせっかく話し始めようとしているのに、
それを奪ってしまうことが、よくあるなと思いました。
「何か話さないと」
という意識があるためにやってしまうのですが、
そうではなく、
相手に話してもらうように、
自分主体にならないように、
気をつけようと思いました。
そして②について、
「ぬけている自分も見せる」
です。
つい良く見せがちなので、
もう少し素直になろうと思いました。
できる、知ってるアピールではなく、
もっと質問して、教えてもらうことも、自分のために大切ですし、
それが相手への悪い印象につながるわけでもない。
そういう意識でいようと思いました。
そして、
上記のような雑談の具体的な学びがあったのも良かったのですが、
最終章の「雑談がうまい人の心構え」
ここでは、私が最近改めた考え方を、肯定してくれたような気がして、
「やっぱりそうですよね!」
と、共感できました。
それは、
●習わなくても普通にできること、普段当たり前にできていることこそ自己啓発する
●「成功の強さは運の強さ」と言う
です。
以前は、できてることなら、もういっか。
という気持ちも少しあったのですが、
事業所に通い始めて、プログラムを受けていると、
「基本的なことだし、そんなのわかってる」
という、プログラムも中にはあります。
ですが、できていると思う内容こそ、
案外できていない自分に気づいて精度を上げられたり、
思った通りできると、さらに自信がつきます。
なので、この本にもありますが、
当たり前のこと、毎日何回もやってることだからこそ、疎かにしてはいけない。
とても共感できました。
そして、「運が強い」に関してですが、
普段からポジティブなことに目を向けていると、
驚くほど、運が良くなります。
実際はそう感じているだけかもしれませんが、
ポジティブ思考にすることで、自然に、自分の周りに良い人、良い情報が集まってきて、「運が良い」につながる
のだと私は解釈しており、
この本にもそのように書かれています。
と、拙い文章で長々と書いてしまいました。
(読んでくださった方、ありがとうございます)
気づきは他にもたくさんあったので、
「雑談苦手です」という方も、
「雑談はもうできてます」という方も、
興味をお持ちになりましたら手に取ってみてください。
(URLは載せませんので、通販サイトや書店で探してみてください)