前回のブログで、トライベッカ映画祭出品作品、マンハッタンのゲイカップルの離婚劇を描いた「Our Son」を紹介しましたが、今日はその主演俳優であるLuke Evansのことを取り上げたいと思います。

 

本名はルーク・ジョージ・エヴァンズ(Luke George Evans)1979年、南ウェールズ生まれで現在ロンドン在住の45歳です。きちんと演技の勉強して、2000年初頭から10年近くロンドンのウエスト・エンドのミュージカルで活躍し、2010年ごろから映画で活躍するようになります。日本では『ホビット』三部作での弓の達人バルド役が有名かもしれません。ハリウッド初主演作品は、日本人監督北村龍平氏がメガフォンを取ったホラー映画「No One Lives」です。それ以降はコンスタントに話題作に出演しています。今やベテラン俳優の貫禄も出て来ました。英語のアクセントの使い分けが巧いことでも有名で、ブリティッシュアクセントから、出身地のウェールズアクセント、そしてニューヨーカーの英語アクセントまで自由自在に使いこなします。

 

 

 

 

このブログで何度か取り上げたマット・ボマーもゲイをカミングアウトしているイケメン俳優ですが、ルーク・エヴァンスはかなり前からゲイであることが知られています。ウィキペディアによれば、2002年の時点で「皆僕がゲイであることを知っているし、それを隠そうと思ったことはない」とインタビューで答えているそうです。よって「カミングアウトしている」という言葉が当てはまるのかわかりませんが、自然体で男気あふれる態度に好感が持てます。なお、ゲイを告白していることで、俳優としての人生に支障が出たことはないそうです。歳とってセックスシンボル役やヒーロー役へのオファーがこなくなってからカミングアウトする場合が多いアメリカ人俳優とはちょっと違いますね。

 

 

もともとルークの存在は知っていましたが、この映画「Our Son」で改めていい男だなと思うようになりました。映画の中では皺も白髪も隠さず年齢相応に演じていましたが、頭が小さく肩幅が広く、服の上からでもそのセクシーさは漏れ伝わって来ました。彼みたいなニヒルな感じの男は、歳とっても老けた感があまり出なく、逆に熟成されていくように見えるので得だと思います。以前は粗暴な印象を与える危険な香りを漂わせる風貌でしたが、今は安心感を与える雰囲気が加わって来ました。結局、きっと芯がしっかりしてる人なんだろうなと思います。前の職場にまさに彼みたいなオーラを纏ったのストレート男がいました。男にも女にも好かれて頼られる人でしたが、会社辞めてマンハッタンを離れたあと、地元の州に戻って起業してました。周囲に頼られるキャラは隠しようもなく、いつの間にか州議会議員になっていました。

 

本題に戻り、ルークは年齢相応とは言っても、さすが、第一線で活躍する国際派俳優。プライベートの写真を見ると惚れ惚れしてしまいます。過去のボーイフレンドは超一級のイケメンたち。今はフィットネストレーナーでモデルのフラン・トーマス氏と付き合っているようです。なおルークの過去のボーイフレンドはみなこういう浅黒い系統のマッチョマンです。きっとそういう男が好みなんでしょうね。最近日本に来たときに、お忍びで散策してたらその圧倒的スタイルの良さですぐにファンから見つかってしまったそうですが、日本人のファンはそっとしておいてくれたので、日本がより好きになったとコメントしてました。日本人監督作品で初主演を飾ったこともあり、これからも親日であって欲しいものです。すぐ下の写真。明治神宮でしょうか。二人の圧倒的セレブオーラがすごいです。こんな男たちが東京の街歩いてたら、誰もが2度見して、振り返るわな〜と思います。特にルークのスタイルの良さが際立ちます。顔小さっ!

 

この圧倒的セレブ感は隠せないでしょうね

 

トレーナーでモデルのフラン・トーマスと交際中

 

 

TATTOもないし、綺麗なカラダしてます

 

上2枚の写真はおまけでセクシー画像。ルークとフラン・トーマス氏は、アメリカのメディアのセクシーカップル特集の常連です。スーパーマーケットのレジの横に並んでるゴシップ写真誌や女性週刊誌の表紙を飾ることも多く、ストレートの俳優ヒュー・ジャックマンやヘンリー・カヴィル、クリス・リアムヘムズワース兄弟などの肉体派俳優と並んで、女性誌で半裸の写真に最も価値のつく俳優の一人とか。彼がゲイだとわかっていても、やはり世のアメリカ人女性は美しい男が好きなのですね。

 

これから本業でも、さらに色々な役に挑戦して欲しい俳優さんです。