太宰治を読んだ。

ざっと目を通しただけだけど。

主人公の心が掴めてないなと。

お坊っちゃまで賢くて、自分が周りよりも優れている自覚のある子どもで。大人になり没落し、自分が嫌な人間だと自覚していて。

外側の自分と中身の自分の隙間が許せなくて中身に合わせて外側をズタズタにしていったのだろうか?


女中だった女の娘のことを、濁った目、と表すあたり、何処かやはり、自分とは線を引いてる感じもあり。負けた、と言いながら。何処かに上っ面のような?捨てきれない自尊心?あえて「負けた」と書くことで保ってるプライド?みたいな?

嘘でも文字にすることでギリギリな?

理解するって難しい。

思い込まないように。

誰か研究者の説明のようなの、探してみようかな。