OMRONの体重計(HBF-252F)の調子が悪くなったので修理してみた。


★ここを読んでくれる人がいるようなので、分解の手順を書いてみた

分解手順 



体重以外に体脂肪率やら何やら測れ、結果をNFCでスマホに転送できて便利…なのだが、体重測定後の体組成の測定がしょっちゅうエラーでコケてしまうようになった。体重さえ量れてスマホに転送出来れば良いのだが、体組成まで一連の測定が終わらないと体重データも記録されない仕様だから、エラーが出ると全く使えなくなる。


バッテリーを入れ直したり、表面を拭いたりしていると一時的に復活していたのだが、先日とうとう何をやってもダメになってしまった。


8年位前に買ったものだが、体重は量れているのに買い換えるのは悔しい。という事で、迷わず分解。


エラーコード「Err2」が「足裏が乾燥し過ぎている、密着していない」と言う内容なので、体組成測定用の回路関係と予想。裏蓋を開けて表面の左右に付いているカバーを外してみると、基板との接続は足を乗せる部分の導電処理ガラスを金属のクリップで挟んであるだけ。これじゃあ…。





クリップを外し、ガラス面とクリップの接触面を清掃して組み直しただけであっさり復活。今まではバッテリー交換とかの振動で接点が復活して一時的に使えるようになっていたと言う事か。さすがに湿気の多い浴室近くに置く機器でこの構造では接点の酸化やら何やらで長期間安定した導通は期待できないだろう。生体インピーダンス測るのに、ここの接触抵抗が不安定だと測定結果にも影響するだろうし。



しばらくすると再発するだろうから、次は接点に何か導電性のものを挟むかな🙂