こんにちは
先日舞台「カタルシス」がお陰さまで好評のうちに幕を下ろすことができました。すぐに公演中収録できなかった吹き替えの収録などがありバタバタしていましたが、そちらも無事終えることができて、ようやく一息つくことができました
今まさにビール片手にブログを書いていますが、気持ちも少し落ち着いたところなので、公演後記なるものを書いておこうかなと
ちょっと長くなるかも笑
今回の舞台「カタルシス」は、僕が昨年冨家ノリマサさんと一緒に出た作品「ストレンジラブ」からお世話になっている作・演出の伊藤和重さんプロデュースの新作公演
今回は出演に際してかなり迷ったんです
まず、今ではメインの仕事になっている声優業が勝負時だということ
舞台は1ヶ月ほど稽古があって本番含めスケジュールの制約をかなり受けるので、声優の現場に影響が出てしまわないかということ。仕事を断るのはかなりリスクがあるんですよね
そして両親の体調が思わしくないこと。入院して手術したり定期的な通院などもあって、ただでさえ兄に大きく負担をかけてしまっているので、自分だけがマイペースに好きなことをやっていていいものなのか。そういったことを含めたくさん悩みました
そんな僕に出演するという決断の後押しをしてくれたのは、家族の理解と、伊藤和重さんの熱い思いと常々一緒に芝居をしたいと願っていた共演者の及川奈央さんからの直接のお誘いでした
そして事務所も声優の仕事に影響が出ないように最大限サポートしてくれるという心強い言葉でした
こうしてたくさんの後押しを受けて出演することにしたんです
ただの仕事ではない
相当な覚悟をもって臨まなければいけない
もちろんどの現場でもそうなんですが、今回は特にその思いを強く持って参加しました
稽古はとにかくハイスピードで一瞬たりとも気の抜けない常に緊張感のある時間でした
今回ほとんどの出演者が出ずっぱりの作品なので、出番のない時に冷静に周りの芝居を見る時間もない
そして及川奈央さんはじめ手練れのベテランも多くいてリアルタイムでどんどん芝居が変化・進化しアップデートされていく
若手も負けじと食らいついてそれをどんどん血肉にしていく
毎日たくさん話しました
どうすればこのシーンがもっとよくなるだろう
ここの疑問はどう解釈すれば解消するだろう
その上で演出家に芝居で提案する
無限の解釈・芝居ができる可能性のある中で、自ら考え・悩み・試して共演者、そして演出と擦り合わせをしていく
すぐに演出家に聞いてしまえば簡単なのかもしれないですが、この遠回りが各々が担当する役、そして作品の深みや説得力を生む気がしました
そうしてみんなで最後の最後まであきらめずトライ&エラーを繰り返した結果、本番ではそれを捨てて、ただ身を委ねて芝居をすることができたかなと思います
一緒に作品を作る仲間を信じ、共に同じゴールに向かって作品を届けることができた
そう心から思える公演になりました
ご覧いただいたお客様に何か一つでも感じてもらえるものがあったら嬉しい限りです
次はどんな作品、仲間と出会うのだろう
これからも一期一会を大事に生きていきたいなと思います
今回、写真家の藪田修身さんが稽古中、ゲネプロでたくさんの素敵な写真を撮ってくださいました。一部こちらに載せるのでぜひご覧ください
では!
























