こんにちは
殺人的な暑さですね
外でお仕事などをしている人は特に気をつけてください
本当に危険なほどですね
さて、相変わらず久しぶりの投稿ですが、今回ふと
「演技とは」
そんなワードが頭をよぎったので備忘録の意味も込めて書き留めておこうと思います
まず演技をするってそもそもどういうことなのだろう
僕自身が心に留めているのは
台本という決められた枠組みの中で与えられた役の人生をリアルタイムに生きること
まずはこれが前提にあります
台本に書かれたセリフ、決められた動きを、カメラそして観客の前で間違いなく遂行することは、あくまで”表面上の代表的な目的”に過ぎないということ
大切なのはそうできるようにするために”内面”いわゆるディティールをしっかり自分の中に構築することなのかなと思っています
例えば
・その役がどんな人生を送ってきたのか、送っていきたいのか
・その役が持つ人生における価値観
・相手との関係性(愛している、憎いなど)
・今自分が置かれている状況、その時の気分
・そのシーンで自分の役がどうしたいのか
そして作品において
・その役柄を全体として、シーンにおいてどう描きたいのか
・この演出、カメラワークで監督・演出家は何を表現しようとしているのか
こういった要素を理解し、具体的に心身にイメージできたときに
セリフや動きに不自然さが消え、生きたものとして適切に表現されていくのではないでしょうか
ここに行き着く過程は人それぞれやり方はあると思いますが、少なくとも
覚えるだけでは何も生まれない、生まれていない
ということです
読解力・イメージ力・再現力・表現力
こんな力が必要とされる気がします
その上でより効果的な表現としての武器が”技術”なのかなと思います
プロとして活動していくにはもちろん技術は必須です。しかしより人の心を打つ、印象に残るのは
内面を高い次元で兼ね備えている人ではないでしょうか
これは演技に限らず、普段の生活の中においても同じことが言えると思います
とりとめのない文章になりましたが、つまりは
究極の”ごっこ”
幼少の時にやった”ままごと”や”ヒーローごっこ”
これの究極系を目指していきたい
大人であり子供
それが俳優なのかなと思います