ひさしぶりにM-1を見てみたら、ある瞬間に一気に落胆・・・かつての趣を度返しして、〇らせ的に体たらく化がひどい・・・。本来、芸道って、持ちネタを繰りに繰って、独自の世界観を作り出して、よどみなく繰り出される話芸で、ヒトを魅了して、楽しませる。ってところに見ている側は動かされる。
この大会の発起人のあの人は、こんな体たらくなものに、想いを託していたのか・・・。
また見れるものがひとつ減った瞬間になった。
とりあえず、この国の話芸は、この先何世代かに渡って、おもしろくないものになる。
芸術は、演芸は、音楽は、アートは、一端は腐っていく・・・時代の真っ只中にいたんだなぁ。
いったいどれだけ指を動かせば、言葉を重ねれば、本当の自分の世界ができあがってくるものなのか・・・先駆者たちは、いったいどれだけのものを重ねていたのか・・・想像できないものだろうか・・
そんなのが審査なんて大それたことをしてしまえるから、腐っていても気が付かないでいられる。なんとも不幸な人たちが、ええ歳繰って、裸の王様化は止まらない。ただ、意味なく伸びた鼻を折れずに過ごしている。とても、可愛そうな人たちが・・。
その背中を見ている若者が不憫でならない。
どれだけ腐れば、元に戻るのか・・・
想像がつなかい