昨日、寝る前に、借りてきたフジ子・へミングのピアノCDをMDに落としながら、聴き入ってみる。
はじめに入ってきたのは、指先の軽快さと、よじみない揺らぎみたいなもの・・・その揺らぎから、読み取れる、ゆったりとしたダンスのようなものが、ゆらりとその世界観に導く。
また、浸ることになるなぁ・・・・
スコアに記録された曲は、未来のプレーヤー達によって、新たな思いが乗せられ、それぞれの世界で、何度生まれ変われるものなのかもしれない。
曲は、それが持つ本来の情景や内なものと対話しながら、それぞれの自分の世界へと導かれてく、自分の世界を作り上げるきっかけとなってくれる。
本来の創作というものは、結局、自分の世界を、迷いながら、つきつめていくことに他ならない。
誰にも、きらめく自分の世界が、きっとある。