支援の行方 | 凸凹親子の甘い生活

凸凹親子の甘い生活

中学1年の息子(ASD,ADD,LD)のこと、
保育士の母(自称ADHD)が日々感じたことあれこれ。

懇談会、無事終了。


教育委員会の特別支援教育アドバイザー

支援コーディネーター

との3者での支援会議


1週間空けて

支援コーディネーター、通常学級担任、支援学級担任

での4者懇談の2本立て


いままでの流れをまとめると

3年生になる前に通級指導教室をつくってもらえるように

つくれなければ、支援学級で通級のように支援をうけること

を診断書とともに希望をだしたが

予算のつごうでつくってもらえず

かといって、通常学級でも配慮してもらえない状態だった。


学校からは支援学級対象ではないと言われたが
(なぜ?トラブルがないだけで十分に支援が必要です。)

通常学級での配慮が保証されないのであればと

教育委員会にも働きかけたら


・半分以上支援級で過ごすこと


が学校からの条件で4年から支援学級にいれてもらった。


結果は国語、算数など個別でみていただけることで

家庭でのフォローがずいぶん楽になったが


社会、理科など調べたり、実験したり

好きな授業は支援の生活単元になり

畑仕事とか?なにか悪くない内容だけど

通常学級で本人が楽しめる授業を削ってまで?

と思えてしまったことや、

朝の会、帰りの会も支援だったので

いままでのクラスメイトと遊ぶ機会がすごく減って

本人もくさっていた。


そういったメリット、デメリットを

相談させてもらい

2学期からは国、算、支援学級

残り全部、通常学級ですごすという

要望が通って

さて、それがどうだったか。

の支援会議。


この間、私の中でも

いろいろ気持ちが揺れ動いたけど


この先、中学、高校の進学を考えると

いまのうちから


どんな配慮があれば通常学級で学べるかを探し

そのためのスキルを身につけたり

配慮してもらった実績をつくっていきたい。



あと、いまの形でのデメリットとして

通常学級の担任が息子をクラスの一員として

見てくれないというか

能力の低い子がクラスにお客さんできているような感じ?


そこが引っかかっていて、

やはり、通常学級で授業を受ける際の配慮というものを

考えてもらわないといけない。

先生方は場所を分けることだけが支援と思っているのか


通常学級ですごす時間は特別扱いできない。


と、支援の担任、通常学級の担任

両方にいわれていた。


私の方は、在籍にはこだわっていなくて

どちら在籍でもかまわないから

通常学級での支援と評価が欲しいこと。

通常、支援の担任がばらばらでなく

ちゃんと連携して欲しいことを伝えた。


先生が勉強不足だからと言って

諦めるわけにはいかないので

登場するのが

特別支援アドバイザーの先生。


お母さんはおかしなこといってない。

時代の流れと共に特別支援に対する考え方を

教員が変えていかないといけない。


と、ちゃんといってもらえたので

話が通りやすくなる。



そして、学校判断の結果は


来年度から


通常学級在籍で支援学級を通級指導教室的に利用する。


ことになりました。


1つステップを登りましたが、

ここまでの理解に結局1年かかったことになる。


おまけに

通級指導教室のルールとして

学習内容がこれこれこういうものにしていかなければならない。

みたいなことを言いだしたので


今更またルールーか!


と思って、


ルール似合わせるんじゃなくて

子どもにあわせることが支援です。


なんてやりとりしつつ終わりました。


他の支援が必要で通常学級にいる子が

同じような支援を求めてきたら困る


とか、変わったこともいっていたので
(必要な子みんなに支援するべき、そのために動くべき)


やはり、先生方の考え方に不安はありますが

また、その都度話し合って

息子にあった学び方をみつけていけるといいなと思う。


特別支援アドバイザーの先生に

いまの形でも市内の他校にくらべれば

ずいぶん進んでいます。

と言われましたが、

頑張って、進めてきたんですよー。



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