弥勒の掌 (文春文庫)/文藝春秋
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妻を殺され、さらにその容疑をかけられた刑事・蛯原。

公式の捜査には参加できないが、妻の仇を取るため

こっそりと捜査を始める。

やがてとある宗教団体が絡んでいる可能性にぶつかり

教団本部へと乗り込む。

そこで、同じような境遇の辻に出会い、協力して捜査することに。

ついに教団内部へ踏み込んだ二人を待ち構えていたものは?




すげぇ心の奥をえぐってくる感じ。

ラストはとても複雑な気持ちにさせられます。

勧善懲悪と言えれば楽なんでしょうが、人間そうも言ってられない。

人間味あふれる作品だと思います。